第137話:オンナジ×コト×カンガエテタ ページ48
大きなため息をついた後
キルアは頭をくしゃくしゃとしだした
ミサンガ気に入らなかったかな?
A「気に入らなかったらいいけど・・・」
と僕が言った瞬間
キルア「気に入らないわけないだろ?!!」
A「え?」
僕は突然のことで目を丸くしてしまった
キルア「ただ・・・・先に越されちまったなって」
キルアは顔を真っ赤にして顔をあっちにむけた
僕は突然のことで呆然としていただけだった
キルア「・・・ほらよ」
らしくないことをしているのが自分で気づいているのか
すごく恥ずかしそうに
小さな紙袋を僕に渡した
僕はその紙袋をそっと受け取り中身を空けた
A「・・・・・これ」
中に入ってたのはミサンガだった
ピンクの淡い石、中にはサクラが入っている
キルア「チケット買いに行くときにチラって見えて・・・別に買いに行ったわけじゃないからな!」
キルアは顔を真っ赤にしながらそう言った
A「・・・・フフッ!」
そんな姿が可愛いなって思った
.
キルアside
Aが笑った
普段はあまり笑わないし、無表情なことが多いやつだ
めったに感情を出さないA
そんなAが満面の笑みで笑っている
そんな顔・・・・
A「・・・・?」
突然にするとかズリィだろ・・・・
俺、今絶対耳まで真っ赤になってると思う
全身が熱い
.
貴方side
キルアは耳まで真っ赤にさせていた
友達からこうやってもらえるって嬉しいことだなって思った
記憶がないからか、それとも元々いなかったのか分からないけど
なんだかゴンとキルアと居ると温かい気持ちになる
僕の中にある凍りついた心が溶かされていくような
そんな存在なのかな友達って
僕はキルアに貰ったミサンガを足につけた
A「どう?」
キルア「俺が選んだんだから似合って当たり前だろ」
A「ふふ、そうだね」
キルア「っ・・・・・・////」
キルアはまた顔を真っ赤にさせてそっぽを向いた
A「それじゃ、お邪魔しました」
キルア「え、もう行くのかよ」
A「寂しいなら一緒にいてあげてもいいけど?」
キルア「ば!!そんなんじゃねーし!」
A「嘘、もう少しいるよ」
なんだかんだいって僕は朝までキルアの部屋でいたのだ
帰ろうと思ったら眠たくなって
自分の部屋まで歩くのがめんどくさくて
キルアの部屋で一晩すごした
A「いい朝日だよー!」
キルア「(・・・寝れなかった)」
第138話:カストロ×タイ×ヒソカ→←第136話:スネテ×シマッタ×キルア
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mio(プロフ) - ノームの言葉は博多弁? (2016年5月24日 16時) (レス) id: d328a8c1a3 (このIDを非表示/違反報告)
何様俺様シオン様(プロフ) - いきなりすんません。95話のところ最初は7まで開けたってなってるけど次は1になってる。打ち間違えですか? (2015年7月7日 23時) (レス) id: 4b1ed9fbee (このIDを非表示/違反報告)
糀みそ(プロフ) - ぽよよ☆》全然大丈夫ですよ!!私もそーしますね!! (2014年5月18日 18時) (レス) id: 3f74557328 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - テストお疲れ様です!タメokですか? (2014年5月18日 18時) (レス) id: 561370330d (このIDを非表示/違反報告)
糀みそ(プロフ) - 胡蝶さん≫やっと地獄のテストが終わりました・・・。点数もある意味終わってるんですが笑テストがんばってください!息抜きで見れるように更新がんばりますね! (2014年5月18日 15時) (レス) id: 3f74557328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:糀みそ | 作成日時:2014年4月19日 20時