第１３４話：ジンタイハッカ×ハ×ホント？ ページ45
ヒトカ「その、お前についてる仮面も燃やしてやるぜ！！」
試合開始の合図とともに
ヒトカは手に炎をともしだした
A「・・・・サラマンダーあれってさ」
サラマンダー「お前の考えてることであってるぜ」
僕の目はごまかせない
どこから炎が出てくるかも見える
相手は長い深い袖の物を着ている
その袖から炎が出ているのだ
つまり・・・だ
人体発火などと言っているが
ただ、袖に隠した炎を出しているだけだ
A「炎はさ・・・・」
僕は指をたてて
その指先に炎を灯す
A「こうやって出すんだよ？」
ヒトカ「ど、どうやって出したんだ！！！？？？」
A「君は人体発火が売りなんでしょ？もっと炎を出してみなよ」
僕はそういいヒトカを煽る
ヒトカ「お望みどおり、もっと出してやるぜ！！！」
腕を僕の方に向けた
きっと炎を出すのだろう
僕はそのタイミングを計り
ヒトカの全身を炎で包んだ
ヒトカ「な！！熱い！！熱い！！」
A「すごい人体発火だね・・・・」
ヒトカ「た、助けてくれ！！」
A「え？君の炎なんだから対処できるでしょ？」
ヒトカは突然暴れ出した炎に驚いている
ヒトカ「俺にそんな能力はない！！」
A「人体発火じゃないの？」
ヒトカ「そんなもの嘘だよ！！誰でもいい！！助けてくれ！！！」
自分は人体発火の能力をもっていないとあっさり認めてしまった
熱くて、痛くて、今にもヒトカは気絶するだろう
ヒトカ「た・・・・・す・・・け」
ばたっと倒れこんだ
その瞬間僕は彼の炎を自分の掌に集め
ぱくっと口の中に入れた
口の中に入れたと言っても
口の中に大気中の水を集めた物を準備しておいてあるから
口に入れた瞬間炎は消える
『な・・・なんと！ヒトカ選手は自分の炎で燃えてしまったーー！！しかし、彼は人体発火の能力を持っていないと言いました！』
審判がヒトカに駆け寄り
焼け焦げたヒトカの周りには炎を出すために使っていたであろう
道具が転げ落ちていた
『機会が壊れて全身を炎に包んだというのかーー！！？しかし、A選手はその炎をいとも簡単に操り口の中にへとほおりこんだ！！』
実況が続いている中
僕はＫО勝ちということで
２００階での初勝利をおさめた
第１３５話：オソロシク×ハヤイ×チユリョク→←第１３３話：ヒニチ×ヲ×マチガエタ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 167人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mio(プロフ) - ノームの言葉は博多弁？ (2016年5月24日 16時) (
レス) id: d328a8c1a3 (このIDを非表示/違反報告)
何様俺様シオン様(プロフ) - いきなりすんません。９５話のところ最初は７まで開けたってなってるけど次は１になってる。打ち間違えですか？ (2015年7月7日 23時) (レス) id: 4b1ed9fbee (このIDを非表示/違反報告)
糀みそ(プロフ) - ぽよよ☆》全然大丈夫ですよ！！私もそーしますね！！ (2014年5月18日 18時) (レス) id: 3f74557328 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - テストお疲れ様です!タメokですか? (2014年5月18日 18時) (レス) id: 561370330d (このIDを非表示/違反報告)
糀みそ(プロフ) - 胡蝶さん≫やっと地獄のテストが終わりました・・・。点数もある意味終わってるんですが笑テストがんばってください！息抜きで見れるように更新がんばりますね！ (2014年5月18日 15時) (レス) id: 3f74557328 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：糀みそ | 作成日時：2014年4月19日 20時
