俺の妹２【五条悟】 (ページ5)

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イケメンページ5

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『今日は飲み会だから、自分のお家帰るね』

「•••行かないで下さい」

『取引先の会社だからごめんね。でも、すぐ帰る！一次会で抜ける予定だし』

「帰りは、迎えに行きます」

『大丈夫！ナナミンも疲れてると思うし』

「嫌です。迎えに行くので、そのまま私の家に泊まってください」

『ふふふ(笑)わかった、そうするね』

あの日からナナミンは

自分の思ってることをちゃんと言葉にしてくれるようになった

激重彼氏とかはよく分かんないけど

こうやってワガママを言うナナミンは

なんだか可愛かったりする

どこにも行かないでくださいって

私の肩にぐりぐりと頭を乗っける彼は

起きたばかりで

寝癖もぴょんとあって

色違いのパジャマを着ていて

こんな姿を見れるのは

きっと、役得ってやつだ

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『ごめん、遅くなっちゃった』

「ううん、へーき。ケーキ頼んだの？」

『お腹ペコペコだけど、食べるのは我慢した』

「私もさっきからコーヒーでお腹満たしてるけど、さすがにたぷたぷ。こんな時間からの会食はしんどいね」

『変な時間からだよねーやになっちゃう』

会食まで時間があるから

近くのカフェで同期と時間潰し

会議で遅くなった私は

すでに三杯目という同期のマグカップに目を向け

ミルクティーの入ったマグカップを両手で包む

今日寒いからあたたまる〜

ケーキを我慢した自分を褒めてあげたいや

ポッケから携帯を取り出すと

帰ってきましたってナナミンからそんなライン

んー、まだ時間かかりそうなのに

お迎え来てもらうの申し訳ないや

「そういえばさっき、超！イケメンの人いたよ」

『そうなの？』

「白髪で高身長でさ。アパレルの人かな〜白に染めるってオシャレだよね〜もう一回でいいから拝みたい！あんな人なかなか見れない」

『へー、そんなにかっこよかったんだ』

「ま、Aには七海さんがいるから、イケメン拝み放題だけどさ」

『拝み放題って(笑)』

「また会いたいなーあの白髪イケメン！」

『そこまで言うなら、私も見てみたいかも』

「ここのカフェ、会社近くだし会えそうだよね」

『本気のやつ〜(笑)』

「違うよ！推しに近い感じ！拝めるだけでいいっていうか、」

『なるほど(笑)』

「こんな時間にカフェ来ないから、今日の会食に感謝(笑)」

『よかったね(笑)』

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