俺の妹２【五条悟】 (ページ25)

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要するにページ25

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付き合って1ヶ月

初めてのキスをした

好きな子とのキスって

こんなに幸せなんだって

バカみたいなことを考えた

付き合って2ヶ月

本家のやつらに報告

ババアは、よかったねって

少し泣いて喜んで、照れ臭かった

付き合って3ヶ月

出張続きの僕に

残業続きのA

落ち着いたら

美味しい焼肉連れてって

ってそんなAとの約束が

なんだか嬉しかった

付き合って半年

初めてのお泊まり

すっごい幸せで

僕って死んじゃうのかなって思ってたら

Aも同じこと考えてて、二人して笑った

付き合って一年

同棲しようって話をすると

泣きながら頷いた

そんなAが可愛くて仕方なかった

毎日毎日幸せだった

Aのことが

愛おしくて、可愛くて、大切でたまらなくて

この笑顔は僕のために向けて欲しいって本気で考えた

「ねー、僕たちってなんのために生まれたと思う？」

『えー？倫理？生物？授業で今度やるの？』

ソファでパソコンをカチカチするAに

キッチンで紅茶を淹れながらそんなことを聞く

同棲してから買ったソファも

だいぶ年季が入ってきた

付き合ってから、今年で6年目

僕たちも、だいぶ大人になったって言える年

「ただの質問」

『えー、なんだろ？考えたことなかった』

「僕はさ、Aと出会うために生まれたと思うんだ」

『ちょっと、待った！何急に』

「急じゃないでしょ〜」

『もう、びっくりさせないでよ』

冬はミルクティーしか飲まない

Aのために作った特製ミルクティー

こいつのおかげで

ミルクティーだけは、まじで美味しいの作る自信あるよ

『わ、ありがとう。悟のミルクティー好き』

「そこは、悟が好きって言って欲しいよ」

『はいはい。悟が好きだよー』

「まあ、いいや。で、さっきの続きなんだけど」

『続きあるんだ、(笑)』

「生まれ変わっても、また一緒にいようねって話」

『もう、びっくりするからやめて』

マグカップをテーブルに置いて

むせるAの背中をさすって

そのまま抱きしめると

僕の背中にも回ってくるAの手

「要するに、」

『まだ続くの？(笑)』

「結婚しようって話」

『え？』

「僕と結婚してくれる？」

『•••いいの？』

「Aじゃないと無理」

『•••わたしも』

僕のためにずっとそばにいてね

それでさ、命尽きたら

またAのこと探すから

その時は、また僕と一緒に人生歩もうよ

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