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自爆 ページ13

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「ねぇー、あんたたちって何繋がり?」




この間から気になってたけど



全然予想もつかないんだよね




近くにあるファミレスに入って



各々好きなものを頼みながら



Aにそんな話を振ってみる




『悟と待ち合わせしてる時、変な人に絡まれてるのを助けてくれたのがナナミンです』




「ベタだな」




「ベタで悪いですか」




『制服着てたので。もしかして、悟の知り合いかもーなんて思ってて』




「ふーん。で、あいつが来た途端」




『めちゃくちゃ嫌な顔してました(笑)』




「誰も思わないでしょ。兄妹なんて」




「確かに。悟とAは正反対だね」




「は?」




「あんたたち、一緒に育てられたんだよね?」





はいって笑うAと



他に誰が育てるんだよってキレる五条




当たり前のように



Aの隣に座る五条は



パフェつっつきながら、すんごい不服そうにしてる




「私にだけでも、Aのこと教えろよ」




「話すなとは、言われませんでしたが。皆さん、Aさんのことを知らなさそうだったので、内密なのだと。」




「ふーん、七海らしいな」




「五条さんはいいとして、Aさんにご迷惑がかかるので」




「はあ?」




『お兄ちゃんのこと、大嫌いじゃん〜(笑)』





ケラケラ笑うAを



優しい眼差しで見る七海




ふーん、そういうこと




なんだか、面白そーじゃん





「ってか、お前ら何の買い物してたの?」




『えー、色々。お茶もしたり』




「七海とー?想像つかねー」




『そうかな?時間合えば、よくお茶したりするよ。電話もするし、メールもしてる』




「は?」




「まじ?」




「あの七海と?」




『え?•••まずいこと言った?•••ごめんナナミン』




「なんですか、皆さん」




変な空気になったことに



流石に気づいて



七海に小さくゴメンのポーズをして謝ってるAに



満更でもなさそうな、七海




1人すっげー機嫌悪いのがいるけど



自分で気づいてんのか、こいつ




「A•••この間言ってた参考書、買いにいこーぜ」



『もう行ったよ。ナナミンに付き合ってもらった』



「じゃ、食器は?」



『今日見たよ』



「ババアの誕プレは?」



『それも見た。悟、時間ないって言ってたから』



「•••調子のんな。ほんとバカだよ」



『えー?悟、機嫌悪いの?』




おいおい、自爆すんなよ



バカ


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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 七海建人   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:すうぷ | 作成日時:2023年9月11日 21時

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