◯ ページ15
.
「は？Aも一人暮らしすんの？」
『そうなの』
「なんかデジャブだな」
『ん？』
「•••いや、こっちの話」
無一郎がバイトでいない時間を狙って
ご飯行こーぜ って連絡すれば
すぐに近くのファミレス集合で
美味しそうに桃のパフェ食べてるA
『ママたち、仕事がすごく忙しくなっちゃって』
「朝起こしてくれる人もいないわけか」
『寝坊しても、今まで無一郎君いたから遅刻せずに大丈夫だったんだけど一人暮らししちゃうし、、、あと大学も遠いから大変じゃない？ってことで』
「無一郎はなんて？」
『お家近かったらいいねって』
「へぇーよかったじゃん」
『けど、びっくりした。ママたちはずっと一人暮らしする？って言ってたけど、無一郎君とタイミング被るとは、へへへ』
パフェを食べながら、ケーキ美味しい？って
聞いてくるAに
一口食べる？って聞けば
やったーって
嬉しそうなAを見ると
あんまり何にも考えてなさそうで、少し心配になる
「あ、そういえばお土産ありがとう。楽しかった？」
『めちゃくちゃ楽しかった！さすが夢の国って感じ 』
「無一郎と一緒にいて、幸せ？」
『え？•••急にどうしたの？』
パフェを食べる手を止めて
こっちを見るAは
俺の質問にしあわせだよって一言で返した
「あいつさ、束縛すごくない？」
『まあー•••慣れたけどね(笑)でもバイトはしたいなあ』
「バイト？」
『うん。一人暮らしするし、お金欲しいの！』
「無理無理(笑)」
『•••でもしたい！』
Aを閉じ込めたいから一人暮らしする無一郎が
バイト許すか？
いやいや、絶対有りえねえな
『ママたちにずっと頼るのもあれだしさ、、、』
「•••あいつさ、Aのことしか見えてねえから、たまに暴走すると思うんだよね。けどその暴走止められるのも、Aしかいないんだ」
『暴走？•••してる？』
「これだから、バカは困るよ」
『うわあ。ひどい』
「Aの将来に左右されるからよく聞けよ」
『なあに？』
「嫌なことは嫌って言うこと。あと、無一郎とうまくやりたいなら、周りともうまくやること。」
『•••うん、、、？』
はあ、全然伝わってねぇじゃん
このままじゃ、まじでAの自由がなくなるぞ
そんなこと考えてたら
無一郎からの着信で、時間切れ
はあ、ほんっとこのバカップル手がかかるわ
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 269人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すうぷ(プロフ) - 朱雀さん» ありがとうございますっ！(^^) (9月12日 9時) (
レス) id: 6099d70faa (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - 更新、お待ちしていますね！ (9月12日 0時) (レス) @page30 id: 131bb88990 (このIDを非表示/違反報告)
すうぷ(プロフ) - かなめさん» とっても嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）必ずもどってきますので、お待ちいただけたら嬉しいです（ ; ; ） (9月10日 22時) (レス) id: 6099d70faa (このIDを非表示/違反報告)
かなめ - パクリ本当に許せないですね…素敵なお話書いていただきありがとうございます。お待ちしてますので、ゆっくり休んでください。 (9月10日 14時) (レス) @page30 id: e1b0762902 (このIDを非表示/違反報告)
すうぷ(プロフ) - 結紫(ﾕｳｼ)さん» わあ（ ; ; ）いつもいつもありがとうございます（ ; ; ）♡ (8月23日 23時) (レス) id: 6099d70faa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すうぷ | 作成日時：2023年7月11日 22時
