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第62夜 ページ23

ゴツン



なんの音かと思えば、アラジンがアリババくんの頭を杖で殴った音だった。(とても痛そう)



「痛ぇな何すんだよ!?」

「……落ち着いておくれよアリババくん。君は大変なことを考えすぎて、頭がゴチャゴチャになっているんだ。

確かにこの国の問題は僕らにはとても難しい…、でも大丈夫だよ」



そう言いながからアラジンはアリババくんの肩を掴んだ。



「僕も君と一緒に考えるから!

君の大切な友達のために、どうすればいいのか僕にも考えさせておくれよ!!」

「……」

「ウーゴくんもモルさんもいる。皆で考えれば、今よりいい答えが見つかるはずさ。

それに君もね」

「!」



そしてアラジンはわたしのほうに向きニコッと笑った。

それにつられてアリババくんもこちらを向く。



「A……」

「……」



でもわたしは、アリババくんに名前を呼ばれたが、ただの作り笑いしかできなかった。

わたしはまだ、この世界のことを何も知らないから。何をすればいいのかわからないから……。


そしてアリババくんはお互い謝って、さし出されたアラジンの手を取ろうとした。


その時、部屋のドアのほうから強烈な衝撃がきてそこにあった壁はなくなり、暗い空と明るい月が見えた。



「助けに来たぜ、A、相棒!」



.

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作品ジャンル:アニメ
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- とても面白いです。原作でもこのストーリーがあればいいのにと思うくらいです。続きが見たいので頑張って下さい(^O^) (2014年5月29日 12時) (レス) id: c9be75eeff (このIDを非表示/違反報告)
遙コノハ(プロフ) - ゆづもさん» お疲れ様!! (2013年3月2日 17時) (レス) id: 3bae9c9dcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆづも(プロフ) - 遙コノハさん» おひさー!私もテストやらなんやらようやく終わったよー! (2013年3月2日 16時) (携帯から) (レス) id: 3a6f61d3e7 (このIDを非表示/違反報告)
遙コノハ(プロフ) - お久しぶり・・・かな?テスト勉強やらで、なかなか来れなかったんだよ〜〜><見ない間に話し進んでてビックリしたわ。 (2013年2月27日 14時) (レス) id: 3bae9c9dcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆづも(プロフ) - ゆるさま。さん» ありがとうございます!これからもよかったら読んで下さい! (2013年2月24日 18時) (携帯から) (レス) id: 3a6f61d3e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆづも | 作成日時:2013年1月17日 18時

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