第55夜 ページ16
アリババくんとアラジンは"第７迷宮"を共に攻略し、その時少女、モルジアナに出会った。
迷宮攻略後は三人とも離ればなれになり、アラジンは一人、黄牙一族という騎馬民族がすむ草原にきたという。
そこでアラジンは"家族"という大切な人たちができて、一人の大切な人が戦で死んでしまった。
そこからアラジンが遥々バルバッドまで来る道のりのことを話した。
とある盗賊団にアラジンは捕まり、その盗賊団をモルジアナが一人で壊滅させたらしい。
その時にアラジンとモルジアナは再会して、一緒にバルバッドまで来たという。
「へぇ…そんなことがあったのか！そりゃあ大冒険だったなぁ…」
「うん！」
アリババくんの素直な笑みに笑みで返すアラジン。
そのままアラジンは話を続けた。
「そして僕は、この国で君を捜すために、"霧の団"を捕まえることになったんだ」
アラジンのその言葉にアリババくんとわたしは表情をなくした。
「そこに君がいるとは思わなかったけど…。でもなんの理由もなく、君がそんなことをするとも思わないんだ。
教えてよ。君が"霧の団"にいるワケを」
「…………」
アラジンの質問に黙るかと思ったが、アリババくんはゆっくりその口を開いた。
「アラジン…、前に"第７迷宮"で話したよな…。お前の友達のウーゴくんを紹介してくれって。
でも先に…俺の友達の話を聞いてくれるか？」
「！」
アリババくんの友達。
それはきっとあの時曖昧な質問をしてきた彼のことだろう。
「うん、いいよ！」
にっこり笑って、アラジンは首をたてに振った。
それを見てアリババくんは小さく息を吸う。
「そいつは…、カシムっていうんだ」
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舞 - とても面白いです。原作でもこのストーリーがあればいいのにと思うくらいです。続きが見たいので頑張って下さい(^O^) (2014年5月29日 12時) (
レス) id: c9be75eeff (このIDを非表示/違反報告)
遙コノハ(プロフ) - ゆづもさん» お疲れ様！！ (2013年3月2日 17時) (レス) id: 3bae9c9dcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆづも(プロフ) - 遙コノハさん» おひさー！私もテストやらなんやらようやく終わったよー！ (2013年3月2日 16時) (携帯から) (レス) id: 3a6f61d3e7 (このIDを非表示/違反報告)
遙コノハ(プロフ) - お久しぶり・・・かな？テスト勉強やらで、なかなか来れなかったんだよ〜〜＞＜見ない間に話し進んでてビックリしたわ。 (2013年2月27日 14時) (レス) id: 3bae9c9dcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆづも(プロフ) - ゆるさま。さん» ありがとうございます！これからもよかったら読んで下さい！ (2013年2月24日 18時) (携帯から) (レス) id: 3a6f61d3e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづも | 作成日時：2013年1月17日 18時
