第124夜 ページ25
「君たちに"迷宮攻略"に行ってもらう！」
みんながシンドバッドさんに呼ばれたのでわたしも一緒についていった。
そしてそこでシンドバッドさんはみんなに"迷宮攻略"の話を持ちかけてきたのだ。
「君たちも力を付けたし、ずっと攻略する人手を探していたんだ。ぜひ、行ってきて欲しい！」
迷宮攻略か…。
迷宮はシンドバッドさんの冒険書とアリババくんとアラジンの話からしか知識はない。
だから行ってみたいと思ってたんだ！
「あの…俺もどうか同行させてください」
「白龍皇子！」
するとそこに皇子さまが出てきた。
皇子さまは死を覚悟して迷宮攻略に挑むらしい。
それをシンドバッドさんは承諾した。
それを見て(別に対抗心燃やしたとかじゃないんだからね)わたしもご一緒させてもらおうと思った。
「シンドバッドさん、わたしも迷宮攻略行きたいです。わたしの、ためにも……」
迷宮がどういったものなのか知りたい。
それに"ジン"にも会いたい。
わたしはシンドバッドさんを強く見つめた。
「───駄目だ」
「えっ──」
「Aの同行は許可しない、以上だ。では迷宮攻略頼んだぞ」
今、なんて…？
「な、なんでわたしは迷宮に行ってはいけないんですか！」
「お前は駄目だ」
「そんな、きっとわたしだって戦えます！遊びじゃないことくらい知ってます!!」
「駄目だ」
どうして、その気持ちだけがわたしを埋める。
「っ、シンドバッドさんはなにもわかってない…！」
力強く声を上げるとシンドバッドさんは強く机を叩いた。
「なにもわかってないのはお前だッ！」
怒鳴るシンドバッドさんにわたしは怖じ気づく。
「…お前だけは、許可しない」
わたしはシンドバッドさんのその言葉の意味を理解できなかった。
「───っ」
わたしは勢いに任せて走り出す。
「Aさん！」
アラジンたちがわたしを気にかけていたがわたしはそんなものを気にせずに走っていった。
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リオン - 更新頑張ってください。白龍にものすごいイラつきます。 (2014年3月27日 16時) (
レス) id: 05f7c9a81e (このIDを非表示/違反報告)
マリオ猫 - いつも、楽しんで見させてもらっています、頑張ってください。 (2014年3月26日 11時) (レス) id: 5341ad8bcb (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - 更新頑張ってください！！応援してます(>∀<)/ (2014年3月25日 16時) (レス) id: d067e201be (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 応援してます。 (2014年3月25日 14時) (レス) id: 4acf52a743 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音 - この小説って誰落ちになるんですか？？ (2014年3月25日 11時) (レス) id: 032c5536ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづも | 作成日時：2013年8月3日 19時
