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…
『おっはようございまーす！今日はこれから、広告塔モデルとしての初仕事に行ってきます！』
オフの翌日は朝からお仕事。
あの雑誌が縁で
同じハイエンドブランドが私に
コスメラインの広告塔をさせてくれる事に。
玄関でカメラに挨拶すると
仕事に向かった。
『今日は現場までカメラ回さないから、ゆっくりしてなさい』
車のカメラは切ってあるみたい。
私は音楽プレーヤーを取り出して
耳をふさいだ。
軽い電子音とギターの心地良い音。
そして
それに乗って聞こえる
私と君の声。
ずっと笑顔だった昨日の風景が
鮮明に思い出される。
ラップ部分を私が歌って
君はボーカルラインを。
君が歌う前は
やっぱり少し複雑だった。
…♪君が僕を覚えていてくれるように…
あの人が
私に宛てた歌詞。
それを君が歌う。
…♪二人だけの時間を、僕は逃したくない…
だけど君の真っ直ぐな歌声は
…♪僕らこのまま、過ぎて行っても…
過去の記憶が詰まったこの曲を
爽やかでどこか切ない
新しい曲にしてくれた。
そのお陰か
この曲を作ってから居なくなった
あの人の気持ちが
今更になって分かった気がする。
…私はあんな風に
カッコよく皆に手を振れるのかな…？
『はい、着いたよー』
車は現場に着き
今日もまたリアオンニが選んでくれた
新しい仕事に向かった。
『じゃ、これから打ち合わせ行くからね』
撮影は早くに終わり
スタッフさん達と昼食を食べると
リアオンニに言われるまま私は車に乗り込む。
『何の打ち合わせ？』
私がそう聞いても
オンニはまた
『着いてからのお楽しみー(笑)』
って楽しそうに言うだけ。
『今日も私のマネージャー様は意地悪でございます』
私は車に設置されたカメラに愚痴りながらも
オンニの笑顔でワクワクしていた。
そして到着したのは
初めて来る場所。
車を降りて中に入ると、
案内されたのは
テレビカメラが数台ある真っ白いスタジオだった。
今まで入ったことの無い雰囲気。
スタッフさんに知った顔は無くて
皆さん黙々と作業をしてる。
『…』
この空気に少しだけ緊張し始めた時だった
『相変わらずキョロキョロしてー(笑)』
真後ろから声がして振り向くと
…？！
『久しぶりー』
そこには懐かしい人と
ニヤニヤするリアオンニが居た。
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麦茶(プロフ) - 326さん» コメントありがとうございます！！楽しみにして頂けて本当に嬉しいです(T-T) 更新頑張りますね！ (2015年3月6日 21時) (
レス) id: eb92453c55 (このIDを非表示/違反報告)
326 - 続き気になる
更新楽しみに待ってます (2015年3月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 557f4cb4fd (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - あいわしさん» いえいえ！コメント嬉しいです(^^) ドキドキしますか？！書いてるとそう思って貰える自信が無かったので、とても嬉しいです！ (2015年2月17日 17時) (レス) id: eb92453c55 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - NEOGYUNさん» コメントありがとうございます！毎日チェックして下さってるんですか！麦茶、感激です（ ＴДＴ)毎日更新出来なくて申し訳ないです(T-T) 内容で裏切らないよう頑張りますので、これからも読んで頂けると幸いです！！ (2015年2月17日 17時) (レス) id: eb92453c55 (このIDを非表示/違反報告)
あいわし(プロフ) - これからの展開にドキドキ…笑 どうなるか気になります！ あ、2回もコメントごめんなさい (2015年2月16日 20時) (レス) id: c9e469dcfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦茶 | 作成日時：2014年11月23日 6時
