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たかくんから出てきたのは予想外の言葉で。


私なんかに会いたいって言ってくれるメンバーの皆さん。


やっぱり推しはたかくんで、でもAAAのみんなが大好きで。


そりゃあ、会いたいに決まってるけど、いきなり言われても心の整理がつかなくて。


せっかくいいお店に連れてきてくれたのにご飯の味が全くしなくて。



「おーい、Aご飯食べる手が止まってるよー」



そんなたかくんの言葉も耳からすり抜ていく。



『なんで、、なんでみんなに会わせたいの?』


「うーん、……… 俺の大切な人だから」




大切な人かぁ ………



胸が締め付けられるような気がするのはなんでだろう。




『ねぇ、たかくんって彼女いるの?』


「どうしたの、急に?」


『いや、もしいたらこうやって2人で会うのまずいんじゃないかなって思って』


「なんだー、そういうことね。いないよ。」




いないって聞いて、どこかでホッとしてる。




「Aは?」


『いないよ。今はまだ仕事で精一杯だからね。夢があるからさ。』


「夢かぁ〜。Aも大人だもんな〜」


『一個しか変わんないけどね。笑』


「俺もAのこと応援したいからさ、夢教えてよ」


君のとなりで、そしてあなたの大切なメンバーのとなりで働くことだよ

なんて言えるわけもなく、


『叶ったら教えてあげるね』


って返せば、


「えー、ずるい」


って返ってきたけど、


恥ずかしくて言えないからしょうがないよね。

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設定タグ:AAA , 西島隆弘 , 幼馴染   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まりな | 作成日時:2017年7月23日 14時

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