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西島side
今日なんでAを誘ったかっていうと、Aに話したいことがあって。
「今度さ、ライブがあるんだけど、」
『あ、777でしょ?行くよ、ファイナル』
嬉しくって思わず頬が緩む。
「あのさ、メンバーにAを会わせたくて」
『……… え??ちょっと待って、なんで?』
Aにはきっと予想外なことを言われているわけで。
「俺が会ってほしいって思うのと、みんなが会いたがってるから」
直也くんと飲みに行った次の日、直也くんからAのことを聞いたらしく、みんなが会いたいっていうこと聞かなくてさ。
『まって、AAAのみんなに私の話したことあるの?!』
「うーん、まあちょっとだけ」
『何言ったの?』
「うーん、秘密」
いつか分かるよ、って心の中で呟いて。
「それでさ、楽屋に来てほしいんだけど、どう?」
『まって、楽屋ってあの楽屋……?私なんかが行っていいの?』
「うん、大丈夫。これ、関係者用のカードだから当日持ってきて欲しくて」
『え、まって、あんな素晴らしい方々がいる部屋には行けない!!』
「何それ〜笑 俺がいるから大丈夫だって。みんないい人だから。」
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追記
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2017.8.21
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作者名:まりな | 作成日時:2017年7月23日 14時