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愛美side
「「いただきまーーす!」」
「それで、嬉しいことはなんですか?」
『えっと………
たかくんに会えました』
「………… えーーーーーーー!それ早く言ってよ!!」
『いや、だって夜ご飯一緒に食べてたから…………』
「え、まって、ご飯も食べたの?」
進展早くない?!
『えーっと、avexに行ったじゃん?そのときに会議室からたかくんが出てきて、いきなりだったから驚いて、それでご飯行こうって…… で、たかくんのお家に連れて行ってもらった』
「えー、にっしーの家に?!?!よかったじゃーん!」
『それで、ご飯食べたってこと。』
「よかったね!10年の時を経て気づいた想いはありましたか?」
『いや、別にたかくんとはそういう関係じゃないからさ。』
まだ、この子は自分の気持ちには気づかないんだろうな。
昔から、にっしーとの思い出話をよく聞かされてたけど、どこか切なくて、優しい顔をしているのに。
「Aはにっしーのファンである以前に幼馴染なんだから、
もしこれから昔みたいに一緒にいたりするんだったら、
にっしーの幼馴染としているんだよ。」
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作者名:まりな | 作成日時:2017年7月23日 14時