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拓司side
拓朗「大きい部屋〜！！あ！見て！こっちにも部屋がある！」
さっきまで大はしゃぎで雪山で遊んでいたのに今日の拓朗の体力は底知らず。部屋中を駆け回っている。
あ、今度は机の上にあるお菓子に手を出した。
ちょこちょこあちこち動き回って落ち着きがないので
拓司「拓朗夕飯食べる前にお風呂入ろっか」
拓朗「もう入るの？行く！」
ルンルンでお風呂セットを用意した拓朗は早く早くと浴衣の袖を引く。
拓朗「お風呂いっぱ〜い！僕あれにする！」
拓司「こら！滑るから走るんじゃない！」
夕方ということもあり人は少ないが他のお客さんもいる。ぶつかりでもしたら…
コテン。あ、転んだ。
拓朗「うぅ…グスッ」
拓司「走るから転ぶんだよ。どこ打った？見せてご覧？」
◯◯「坊や大丈夫かい？」
◯◇「あーあ、赤くなってるがね」
周りにいた他のお客さん達がわらわらと集まってくる。
拓朗「…あっちのお風呂入ってくる」
俺たちの心配もよそにスタスタと歩き出す拓朗を慌てて追いかける。
誰も入っていない温泉めがけて歩いていくので何となく意図を察しそっと着いていく。
拓司「どこ痛かったの？」
拓朗「こことね、ここ。あとここも」
拓司「そっか。よく泣くの我慢したね？偉い偉い」
拓朗「だって僕もうお兄さんだもん。みんなの前では泣かないよ」
拓司「ふふふ。じゃあ今はパパと2人きりだから泣いてみる？笑」
拓朗「もう痛くないから泣かな〜い！」
結局風呂上がりに脱衣所で着替えてた時、痛みを思い出したのかめそめそ泣き出したけど、他のお客さんが姿を現したら涙を引っ込めていたので少し笑ってしまった。
拓朗ももうすっかりお兄さんだね。
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まーちん(プロフ) - ゆみへふさん» お返事遅れてしまい申し訳ございません。読み返して頂いているようでとても嬉しいです！ (2020年12月28日 19時) (
レス) id: ee4544b6a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみへふ - お久しぶりです！続編おめでとうございます!何回見ても飽きないので何回も見させてもらってますwこれからも頑張ってください！ (2020年12月25日 22時) (レス) id: 2a3ceda9d7 (このIDを非表示/違反報告)
まーちん(プロフ) - ぽんさん» ご指摘頂きありがとうございます。 (2020年12月25日 20時) (レス) id: ee4544b6a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーちん | 作成日時：2020年12月25日 7時
