45 ページ45
...
次の仕事があると言って、岩さん、直己さん、直人さんが「また連絡するね」と言ってお店を出ていった。
「EXILEのツアー始まるから忙しそうやな。」
健二郎さんの一言に他のメンバーが頷く。
「もう本当にみなさんには感服します。頭の中と体力どうなってるんですか？」
「私も思った！ふざけてAとランニングマン踊ったことあるけど、私達すぐ息切れたよね？」
アサミがさらっと言ったことにメンバーみんなが食いついた。
「待って！Aさんのランニングマンとかちょー見たい！」
「いいやんいいやん！俺も見たい！なー臣ちゃんも見たいよなぁ？」
エリーさんが興奮気味に言うと健二郎さんも続く。
「...見たい。...っはははは！ってかもう無理！我慢できねぇ！Aさん顔っ！」
ぼそっと呟いたかと思うと急に笑いながら私の顔を指差す臣さん。
みんなの視線が私に集まる。
「え、何？」
「Aちゃんの顔がなんやねん。」
隆二さんと健二郎さんが顔を見合わせて不思議そうにしている。
ツボに入ったのかひたすら笑い続ける臣さん。
「っはは！いやもういいもういい、わかんないならいい。」
そう言って笑いすぎて出た涙を吹いている。
「たぶん俺らがランニングマン踊ってよって言った時のAさんの顔が面白かったんだと思うよ。面白いっていうかすごい百面相で可愛かった！」
「「エリーさんすごっ！」」
「さすがエリーやな！」
話が流れてどうやらランニングマンは踊らなくてよさそうで一安心。
よかったと思う反面、顔を笑われたショックもそれなりにあるわけで。
「私、ちょっと雑貨見てくるね。」
アサミにそう伝え、みんなにはアサミをお願いします。と言って席を立った。
人見知りとは無縁の子だからすぐに馴染めてるのがすごい。
私とは正反対で尊敬する。
おまけに雑貨に興味ないから話してた方が楽しいだろうし、私も気にせず見てられるからゆっくり出来る。
...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 741人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あお(プロフ) - shireyさん» コメントありがとうございます。満足していただけるように頑張ります。 (2019年12月18日 11時) (
レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - 話が面白くて続きが楽しみです((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年12月17日 23時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - みーやんさん» コメントありがとうございます。かなりゆっくりになると思いますが最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。 (2019年12月8日 0時) (レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
みーやん(プロフ) - 初めまして！一気読みしてストーリーの純粋さが気に入って登録させて頂きました笑グイグイ行く岩田ｻﾝいいね〜私は臣くん推しだからこの先が楽しみです。焦らずゆっくりと素敵な作品作ってくださいね、更新お待ちしております (2019年12月7日 20時) (レス) id: fc5b4935bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あお | 作成日時：2019年11月26日 23時
