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GUNSIDE
「どっちだ...。」
泣きながら飛び出したAさんが心配で追いかけたけど見つからない。
明るい繁華街を抜けて、少し暗い道の方まで来るとしゃがみ込む人影が目に入ってほっとした。
「こんなところにいたら危ないですよ？」
俺の声にびくっと反応しゆっくりと顔を上げる。
止まらない涙を一生懸命ふきながら「ごめんなさい」と謝っている。
臣さんと何があったかなんてわからないし、聞いたところで臣さんへの怒りが増しそうで聞きたくない。
「帰りましょう。」
こくっと頷く彼女のバッグを持ってタクシーがいそうな所まで歩く。
本当は手を繋ぎたかったけど我慢した。
彼女の家の住所を告げ走り出したタクシー。
静かに窓の外を見つめている姿はいつもより小さく見えて儚げだった。
そんなに悲しい顔しないで...。
たとえ、君の笑顔の理由になれなかったとしても傍にいたいんだ。
...
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あお(プロフ) - shireyさん» コメントありがとうございます。満足していただけるように頑張ります。 (2019年12月18日 11時) (
レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - 話が面白くて続きが楽しみです((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年12月17日 23時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - みーやんさん» コメントありがとうございます。かなりゆっくりになると思いますが最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。 (2019年12月8日 0時) (レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
みーやん(プロフ) - 初めまして！一気読みしてストーリーの純粋さが気に入って登録させて頂きました笑グイグイ行く岩田ｻﾝいいね〜私は臣くん推しだからこの先が楽しみです。焦らずゆっくりと素敵な作品作ってくださいね、更新お待ちしております (2019年12月7日 20時) (レス) id: fc5b4935bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2019年11月26日 23時
