【募集企画】東方幻想記録物語 25巻 (ページ5)

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起きたらなんか奇襲されてたんだが　夜/なんか申し訳ない　奏多ページ5

ふっと、すごい衝撃に意識を取り戻す。そしたら、なんか、女の人と藍良が戦ってたんだが。

『･･････？？？？』

え、何この状況。は？？？

「あ、夜！起きた～？思ったより大騒ぎになっちゃったみたいでさ～？ごめん！！」

あ、つまり、解決しに来たんだなあの人は。･･･だからやだって言ったのにな俺。そう思いつつ、

『･･･じゃあ、俺は作戦通りに動くからな！』

とだけ、彼奴に伝えて、ため息を漏らした。

「はーい！」

よし、彼奴の返事も聞けたし。

『じゃーな、正義のヒーローさん！』

と、逃げる。え、なんでかって？そりゃ、俺さ、さっきまで倒れてたのに能力使いたかねぇよ。キツイんだよ。ここから戦闘なんて。･･･っていうのと、彼奴の作戦ってやつ。彼奴と、異変解決しに来た人が戦ってる間に、一応月姫と合流しろって感じ、らしいわ。なんかあったら助けてもらえって事だと思ってるよ勝手に。まぁ、重力操作してスピードは上げてるけど。でもこれだけで精一杯。それに、考えたの藍良だし？俺ある意味の被害者だし？？そんなことを考えつつ、走る。まぁ、優夜兄さんにさえバレなかったら捕まらない鬼ごっこのようなものだ。

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やばい、やってしまった。絶対にやっちゃったよごめんなさい！！と、内心思いつつ、俯くしかなかった。･･･そりゃ、僕だって、アレを使えたらそれなりには戦えるよ？

『うー、さっきのやつ使ったらぶっ倒れちゃうしなぁ。』

まぁ、アレを使ったら回復力だけは、長けるらしいし。あの人曰くね、あの人、藍良さん曰く。

『一か八かだよね。』

そして、目を瞑り、集中する。

『異能力＿＿＿！！』

そして、異能力を発動させた。その後、

『スペルカード発動！』

『人形「踊り狂う舞踏会」』

そして、もう一度、今度は先程よりも威力を強めて撃った。けど、今度は倒れることはない。だって、異能力発動してて、ほんの一瞬だけど、“炎の鳥朱雀”になってたんだもん。っていっても、砂埃が舞っていたから、朱雀になったのは見えてないと思うけど。