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スーパー爆速展開(ご都合展開とも言う) リスティア ページ35

―幻想入りして落ちる場所は一人一人それぞれだが、それがよりにもよって異変の主犯のすぐ近くだなんて事が有り得るのだろうか。答えはあり得る、主に制作者の性癖によるご都合展開によって

で、その不幸である意味必然的に主犯のすぐ後ろに落ちてしまったのが…この二人である。

「あっああああああるじさま!ここはどこですか!?もしかしてここが幻想郷ですか!?」
「ええ、多分そうよ…だけど、あいつは…?」

ワインレッドのポニーテールをたなびかせ額に汗をにじませる10歳の美少女―リスティア。そんな少女が見据えるのは、自分達が隠れている場所から見える一人の瓶覗色の髪をした少女の姿だった。

(本来幻想郷はこんなとんでもない地獄絵図では無い筈…となればなんらかの異変?おそらくそうね、下からパニック状態の声も聞こえるし。で、そんな状況下で一人余裕そうにしている…しかも異変を受けて面白がっているのではなく、まるで最初から異変が起こるのを理解していた様な…)

10歳とは思えない速度で思考をフル回転させ、リスティアは一つの結論にたどり着く。
おそらく、自分が今見据えている少女は―この異変の主犯的存在だ。

(…さて、ここからどうするかという話だけど)

気づかれないよう更に体を縮こめつつ考える。自分達とて何の防御手段も用意していないわけでは無いとはいえ、相手が何者かもわからない状態で突っ込んでいくのは流石にリスクが高い。というか幻想入りして3秒で戦闘とか自分がよくても従者の―風深がついていけるかどうかわからない、というかついてはいけても絶対このポンコツなら何かをやらかす。

とはいえ何もせず隠れたままだったり逃げだしてしまうのかと聞かれればそれはNOだ。一発で主犯の姿を掴めるなんて奇跡滅多に無い。


(―やるしかないわね)

「…猫、来なさい」
「え?あっ、はい!」

「―ちょっと、そこの異変の主犯」

少女は意を決し、目の前の少女に声をかけた。

異変解決に向けて 幽香/暗躍 アニマ→←巻き込まれ体質と無茶ぶり神々のコンボマジでいい加減にしろ 神樂



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フウ(プロフ) - 続編作成いたしました!リンクはこちらから【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kazami13359/】 (7月26日 11時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 続編作ります! (7月26日 11時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
雨宮鳳花(プロフ) - 一挙二話更新させていただきます! (7月26日 9時) (レス) id: 460ec6fb5a (このIDを非表示/違反報告)
雨宮鳳花(プロフ) - では、更新させていただきます! (7月25日 22時) (レス) id: 460ec6fb5a (このIDを非表示/違反報告)
朝宮藍良@元十六夜紅葉(プロフ) - 雨宮鳳花さん» もしよければ続きお願いします! (7月25日 16時) (レス) id: 25ee4b6236 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サナティ x他5人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2023年7月13日 13時

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