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消失、そして罠 幽香 ページ32

「ディアボロ・エックスバレットって…この前の異変で凄く強かったアイツか!?」
「…アイツとディアボロに、何の関係があるかは分からない…。でも…あれは間違いなく、ディアボロの力だった…。」
「…それにしても、そんな事があったんだな…。」

暗い表情の照輝。

「取り敢えず私は、皆に連絡してくるわ。照輝はゆっくりしてなさい。」
「分かったんだぞ!」

幽香はスマホを取りロックを解除。
まず連絡する相手はディアボロ。彼女とディアボロの関係性を知る為である。
続いて一軒家組メンバー。今回も異変解決の助けになるかと連絡を入れる。

「…あとは…霊華ね。」

神在月霊華―彼女は、風原剣城を密かに片思いしている少女であった。

『…あっ、もしもし。幽香さんですか?』

電話に出る霊華。

「…ええ。霊華。伝えなくちゃいけないことが有るの。」
『どうしました…?幽香さん…?』
「…剣城が…。乗っ取られたのよ。」
『…え…?剣城…さんが…?』

その事実にショックを受ける霊華。

「…私が居ながら、面目ないわ。」
『いえ…。それで…。私はどうすれば…。』
「…もし剣城を助けたいというのなら、私の家に来なさい。」
『分かりました!すぐ向かいます!』

電話が切れる。

「…取り敢えず、OKね。」

―と、幽香のスマホにメッセージが入る。

「…?何かしら?」

―それは、真央からのものであった。

<剣城?剣城なら、ウチに居るけど…。>

そのメッセージを見た瞬間、幽香はすぐ真央に電話をした。
ー一軒家組にはもうアニマの姿などなく、彼女の目的はもう達成されている事も知らず。

無言は肯定 奏多→←それはまるで 幽香



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フウ(プロフ) - 続編作成いたしました!リンクはこちらから【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kazami13359/】 (7月26日 11時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 続編作ります! (7月26日 11時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
雨宮鳳花(プロフ) - 一挙二話更新させていただきます! (7月26日 9時) (レス) id: 460ec6fb5a (このIDを非表示/違反報告)
雨宮鳳花(プロフ) - では、更新させていただきます! (7月25日 22時) (レス) id: 460ec6fb5a (このIDを非表示/違反報告)
朝宮藍良@元十六夜紅葉(プロフ) - 雨宮鳳花さん» もしよければ続きお願いします! (7月25日 16時) (レス) id: 25ee4b6236 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サナティ x他5人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2023年7月13日 13時

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