【募集企画】東方幻想記録物語 25巻 (ページ14)

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最終手段　カイル/兄弟喧嘩　夜ページ14

『へぇ、結構、仲間思いなようで。』

彼女は、優しすぎるようだ。だから、きっと、こんなことを後悔(罪)だと感じている。

『やっぱり、人って、愚かですよねぇ。』

僕は好めないです。と、付け足す。

『僕なら、罪とは思わないのに。』

まぁ、人を殺すこと、は、流石に罪だと思うけど。まぁ、少しは罪だとは思ったけど。･･･だから、一応、あのスペルカードは放とうと思えば放てる。

『まぁ、アレは最終手段、とでもしときましょう。』

と、呟いたあと、

『天罰「偽りと真実の見極め」』

と、少し攻撃力はあるスペルを撃って様子見、することにした。が、レイカさんには通用しない。全て回避されている。

『随分と舐められてるような気がするんですけど。』

そんなことを呟く。まぁ、夜さんに危害が加わらなければいいだけなのだが。

『すぐ引くつもりだったんですけどねぇ。』

と、少し不敵な笑みをこぼす。楽しんでいる自分を感じはじめた。そこまで、戦闘狂ではないのですが。

『まぁ、少しだけ、夜さんには1人で逃げてもらいましょうか』

と、夜さんを逆方向に、突き飛ばす。

「っわ、ちょっ、おまっ！」

『早く行ってください。貴方がやられたら困るんです。』

「は、はあ･･････」

そして、夜さんが駆け出したのを見たあと、

『さて、と。･･････貴方は強いようですね。僕が実力を見誤っていましたよ。』

と、少しレイカさんに微笑みを向ける。

『最終手段ですけど、まぁいいでしょう。罪と罰「罪深き者に救済を」』

そして、その弾幕が放たれた。

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『っは、はぁ、はぁ』

何故か、また走ってます。夜です。中原夜です。さて、ここからどう逃げるか、なんて決まってないんだけどどうしろと？

『とりあえず･･････ここまで来りゃ、いいだろ･･････さすがに。』

どこまで走ったのか、わからない。もう俺迷子確定。そう思っていたら、

「よぉ、結構やったみてぇじゃん？夜。」

『ゲッ、優夜兄ちゃん･･････』

そして、弾幕の乱射を見た。･･････恐怖だわもう。