【募集企画】東方幻想記録物語 25巻 (ページ11)

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Rapid レイカページ11

夜はレイカの方へとスピードを上げて向かってくる。そしてナイフを振り下ろすが、レイカは空へと飛び上がり回避する。

「ナイフによる攻撃か。だが、お前の間合いで戦う程優しくはない。」

レイカは距離を取りミサイルを放つ。

「それで下がったつもりか！」

夜は屋根の上へと飛び上がり回避。
そのままレイカへと攻撃を仕掛けに行く。
―が、夜が攻撃をした瞬間、レイカの姿が掻き消えた。

「なっ…！」

次の瞬間、夜の頭に冷たい感覚が走る。
そう、レイカの持つ機関銃が夜に突き付けられているのだ。

「まだっ！」

夜はレイカの機関銃を蹴り上げ、それをキャッチ。

「成程…体術に関しては中々のようだな。」
「喰らえ！」

夜は両手で機関銃を持ち、全力発射。
レイカの能力の仕様上、反動を極力抑えられて造られているためか、毎秒約100発放たれる弾丸の嵐はレイカの周辺にばら撒かれる。

「何の…！」

が、レイカはスピードを上げてばら撒かれた弾丸から離れる。

「くうっ…！」

夜はそれに追いつこうと銃を動かす。

「そう来ると思っていたわ。」

―と、レイカは急に方向を変えて迫る銃弾を回避。
そして、高高度から攻撃態勢へと入った。

「…行くわよ。特殊兵装『ブリムストーン』」

レイカの腰に装着されたミサイルポッドが方向を変え、そこから12発のミサイルが放たれる。
それに対し夜は機関銃をミサイルへと連射。
ばら撒かれる銃弾をミサイルは回避できず空中で次々と爆発していく。

「あいつは…！」

と、爆風から何かが夜へ向かって飛び出してきた。

「突っ込んできた！？」

夜はそれに即反応。機関銃の弾をばら撒く。
―が、

「えっ！？違う！」

爆風から飛び出していたのはデコイ。
それに集中していた夜はレイカを見失った。

「…目標から目を逸らしたな。チェックメイトだ。」

そんなレイカの声が聞こえた瞬間、夜は前方に吹き飛ばされてしまう。

「う…後ろ…か…！」

ジェットで加速ながらのドロップキックをまともに受けてしまった夜は、地面にのびてしまった。

「…任務完了。これより拘束する。」

レイカは能力を解除し、ズボンからワイヤーを取り出すのであった。

―――――――
これでどうでしょうか…？
続きを作って下さると助かります！