マネージャーなんて務まりません

オフ ページ42

何もない休日

ほんと、バレー部の練習もなければ予定もない。

正直何をやっていいのかわからない。

とりあえず、朝ごはんを作り始める

お魚とお味噌汁

ほうれん草の和物に

ざ、和食レシピ

なんだかんだ日本人な私は和食が好きだ

いただきます。

と心で思った時

ピンポーん

インターホンがなる

とりあえず玄関に向かうと


立っていたのは………


菅原さんと澤村さん


？？

私何か悪いことしたかな…

「おはよう〜！A〜！」

「朝早くにすまないな」

とりあえず私は玄関を開け2人を中に招く

「じょ、女子の部屋…緊張する」

「すごく片付いてるな」

“いや、じろじろ見るのやめてください！笑笑ところでお二人は朝ごはんはまだですか？“

「ああ、篠原の家やった後でいいか。って2人で話してたからな。」

「え、なに？！手料理？！いただきます‼」

そう言ってニコニコする菅原さんをみて笑いそうになってしまったが

とりあえず2人の食事を準備し

みんなで朝ごはん

「ほんと、篠原は、なんでもできるな」

「それなー。いいお嫁さんになるわ」

“いやいや。ところで、お二人は今日なんの用事で来られたんですか？“

「実わな…」

深刻な表情

「今日はな…」

ごくり。

「特になにするわけでもないんだが、篠原に会いに来ただけだ笑笑」

「やっぱ、可愛い後輩にはまいにちでもあいたいべ？」

と笑いながら話す

私の緊張を返してほしい。

“旭さんはいらっしゃらないのですね“

そういうと、

「女子の部屋なんて…無理無理。って言ってこれなかったんだよ。アイツ」

「ほんとヘナチョコだよな。」

なんて、旭さんを笑う

“ほんとに仲がいいんですね“

羨ましそうにみた

「篠原ももう、その輪の中にいるだろう？」

と澤村さんがいう

「そうだよ。いつも輪の中心にはお前がいるじゃん」

なんて、菅原さんも言ってくれる

“そんなことないですよ…“

なんて言うと

頭をわしゃわしゃと澤村さんにされる

澤村さんに撫でられるのは嫌いじゃない

むしろなんだろう。おちつく

「だから、その、割と本気でなんだけど」

「「うちの部のマネージャーになってください」」

2人に勢いよく頭を下げられた



どうしよう。


私にマネージャーなんて務まるだろうか。

いや、務まらない


断らないと…


素直にそう思った


“気持ちはありがたいのですが、私にマネージャーは無理ですよ“

って素直な気持ちを伝えた

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