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散歩 ページ27

合宿所では、皆ワイワイしてるから、みんなのためにアイスでも買いに行こうと外に出た

清水先輩には、暗いから危ないから

やめなさい。と言われたけど無理を押し切って

出てきたのである


もう5月とは言え、夜はやはり肌寒い


そんなことを思いながら夜道を歩く


無事コンビニにつき、みんな分のアイスを持って
コンビニから出た


歩いていると後ろからつけられてる気がした

振り向いても人はいない

お、お化け…

いや、まて、そんな、非現実的なことがあってたまるか

無理。

無理だよ。

お化けなんて

無理だよ

そんなことを思いながら歩いていると

後ろから手を掴まれた

振り向くと知らない男の人…

荒い息を吐きながら私を舐め回すようにみる

こ、怖い。

「ねえ、君。どこ行くの?少し俺と遊ばない?」

「大丈夫。怖いことなんか何もしないから。」

と私の手を引き、歩き出す

振り払おうと思っても男の人のちからじゃびくともしない。

どうしよ。

どうしよ。

「おとなしくしてな。そしたらこわいことはしねぇからよ。」

そんなことを言われた。

私は恐怖のあまりただただ、従い歩く




…side

いやー、しかし宮城ってのはど田舎だな。

本当何もねぇや。

軽くランニングをするといい、外に出てきて走っていた俺。

明日は烏野との練習試合

正直どこまで強いのか気になるところだ

でもまあ。勝つのは当たり前だけど

そんな中走っていると

中年のおじさんとその手を引く女子高生?くらいの姿が見えた

ヘェ〜、こんな歳の差カップルもいるんだな〜

って思いながら、通り過ぎようとした時

女の子がこちらを見た



その目は何かに怯えていて

こちらに助けを求めるような顔だった


気がつけば

「おじさん〜、俺の彼女連れ回してどこ行くつもりですか〜?」

って話しかけてしまっていた

罰が悪いような顔をしながら
おじさんは彼女から手を離し走って逃げてしまっていた

「君、大丈夫〜?」

暗くてあんまりよく顔が見れないけど

俺のジャージの裾を掴む手はかすかに震えていた

「こんな夜に女の子1人じゃ、あぶな…」

月明かりがさした頃…

俺はしっかり見てしまった…

その泣き顔がとても美しくて

会いたかった女の子…

篠原Aにそっくりだったって言うこと…



とりあえず俺は気持ちを抑え、名前を聞いた

泣いているからか話せないのかな?と思った

それは違った。女の子は、言葉を発することができなかったんだ…

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まる。(プロフ) - りるとさん» 有り難うございます!、もう嬉しすぎます!!有り難うございます!頑張ります! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 5fc393ed85 (このIDを非表示/違反報告)
りると - 気にしなくていいですよ!本当面白いので更新頑張ってください!!!!!!! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 615da3bcde (このIDを非表示/違反報告)
まる。(プロフ) - りるとさん» ごめんなさい!!ほんと誤字確認できてなくて、すみません (2020年9月16日 22時) (レス) id: 5fc393ed85 (このIDを非表示/違反報告)
りると - あとわやわやの話の所の田中さんのセリフりゅうじゃなくて西谷に向けてなのでゆうじゃないですか? (2020年9月16日 22時) (レス) id: 615da3bcde (このIDを非表示/違反報告)
まる。(プロフ) - りるとさん» ご指摘有り難うございます!!誤字すみません!!読んでいただけて、嬉しいです! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 5fc393ed85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる。 | 作成日時:2020年4月1日 5時

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