貴方に恋するサバイバー【第五人格】

−【ナンパされてみた】 ページ22

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「どーせ彼まだ来ないんでしょ？
絶対彼氏なんかよりも僕の方が楽しいと思うし
僕の顔、結構人気があってさ……」


ナンパはナンパでも
かなりしつこいようで…？






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《白黒無常＿謝必安》


「どちら様です？」

ニッコリ笑顔のはずなのに冷めてる。そんな鋭い視線を向けられたナンパ師はピシッと凍てつきます。貴方を軽く見積もってくるような輩は彼が即座に牽制する。

「さっさと他当たってくださいね。さもなくば…」






《白黒無常＿范無咎》


「……誰だ？」

ナンパ師を上から睨めつける。身長……。しかもその圧が半端じゃない。一瞬貴方の知り合いか？と思いもしたけど、どこからどう見ても怪しいので直接出向いてくれました。

「今すぐ立ち去れ…小物が」






《リッパー》


「おや？…こちらの方は？」

一見穏やかな雰囲気をまとっている彼ですが、その鋭い視線はしっかりとナンパ師を捕らえていて。彼の殺気と仄かに香る血の匂いにナンパ師は完全に怯えきっていますね。

「あぁ、A。すみません…
夜は少し用事がてきてしまいました」

一体何の…？






《ジョゼフ》


「この子に何か用かな？」

美しい微笑みとは反対に冷めきった瞳。手はそっとサーベルに触れている。ナンパ師は彼のその様子だけで色々悟ります。ナンパ師にしばらく謝り倒される。

「君はまるで花のようだ…すぐに害虫が群がってくる」






《イタカ》


「知り合い〜？…じゃないよね。
誰？」

肩に長柄武器を担ぎ、音も立てず真後ろに現れた彼にナンパ師は度肝を抜かす。仮面の不気味さも相まって無機質な雰囲気を醸し出す彼にナンパ師は思わず逃げる準備()をするけど…

「今彼女に触れてたのはこっちの手だっけ…？」







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ナンパ師「…いや彼氏…
なんでこんなに顔がいいんだよ!!」()


〜思い出される記憶〜
“＿俺の顔、結構人気があってさ……＿”





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