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目が覚めたら、体がだるいというか
暑くて重い。頭も重い。
イタ「お風呂上がりの…なに？」
『いや…な、なんでもないです』
ウィラ「(嘘下手か)」
私のトンデモ発言を聞いて目をパチクリさせてるイタカ、とてもかわいい。寝起きに最高すぎる。
そしてこの、小さな頃にも経験してるこの感覚は
もしや熱…かな？
頭がボーッとしてて、何も考えずイタカの顔を眺めていると、ウィラが早速部屋を出ていこうとしていて。
ウィラ「あ、そうだ」
…と、何か思い出したかの様に振り返った。
ウィラ「イタカ、船上の出来事は…」
『…？』
そこまで言うと突然口を噤んだウィラ。
チラッ、と私を見てくるあたり
何か私に関係する話かな？
というか船上の話は絶対関係してるに違いない。
イタ「シー…それは内緒」
ウィラ「…仕方ないわね」
『･･･、』
イタカはウィラに向かってニッ、と笑うと
今度は私を見てまたふわりと微笑んだ。
イタカとウィラってば
いつの間にこんなに仲良くなったんだろう。
私の知らない会話。
…ちょっとだけ、モヤッとした。
…眠っている間に何かあったなこれは。
海に飛び込んだのは覚えてる。
あの浅瀬なら無事だと思ってた。
…けど、離岸流か何かで、どんどん沖の方に流されて…
それ以降の記憶はない。
『…一体、誰が助けてくれたの？
ハンナはどこ？』
イタ「…それも君には内緒
君はまず体を休めて」
『……〜っ』
ウィラ「…」
もどかしさというか、先程のモヤモヤした気持ちが湧き出てきて、それが思わず顔に出てしまったのか
ウィラが戸惑いながら私とイタカを交互に見ている。
イタ「どうしたの？」
『なんでも…ない、』
イタ「…そう？無事でよかった」
ホッとするような、安心するような笑顔で笑いかけられると、もっとモヤモヤしてしまう。
何この感情。
イタ「･･･ふふ」
『…？今何か言った？』
イタ「いや、何も。さ、寝よう
僕がみてるよ」
『！？』
それだと逆に眠れない気がする。興奮で。()
ウィラは最後まで、私を心配そうに見つめてきたので
『ウィラもありがとう
助けてくれたのウィラでしょ？』
と聞くと、彼女はまた複雑そうに顔を歪めた。
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ウィラ「…」
(彼も本当に意地悪な人ね)
(わざと妬かせるなんて)
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ミルクコーヒー(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！！！コメ見落としてましたすみません!!イケメンがすぎますよね、、任せてくださいぶち壊しにいきますね！！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (4月4日 23時) (
レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 日々更新を楽しみにお待ちしています！イタカマジでイケメンすぎます…作者様はイタカを熟知してるみたいですごいです！これからも心臓を壊しにきてください(//∇//) (4月1日 1時) (レス) @page49 id: da35fdfa0c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - 柳さん» トゥンク……(ﾟдﾟ〃) ありがとうございますぅぅ私も読者様愛してますぅぅぅｯｯｯ!!(Ｔ_Ｔ) (3月27日 21時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - そこら辺の風さん» コメントありがとうございます!!気温差やばいですよね…！お互い風邪ひかないように気をつけましょう……(！;_;) (3月27日 21時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
柳 - ウワァァァァ………(絶命)イケメンイタカ好きです……作者様愛してます……… (3月26日 22時) (レス) @page42 id: 09a9b39131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2024年3月5日 23時
