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ウィラside
食堂に顔を出すと
さっきまでうろついていたハンナの姿がなくて、
慌ててAの部屋に向かった。
＿＿が、一足遅かったらしい
部屋にAの姿は既になく。
その代わりに、
ウィラ「…メモ？」
机の上に
“湖景村に行ってくる”
という内容のメモが置いてある。
色々ツッコみたい。
ウィラ「なんで湖景村？この時間に？
Aのアホ、何かおかしいって気付かないの？」
こんな薄暗い空じゃ、
景色なんか楽しめられたものじゃないのに。
(私も連れてけって何度も言ってるのに…！)
なんて、心の中で初めてAに悪態をつきながら
ある人物の元へと急ぐ。
Aだけに優しい、彼女の味方の元に。
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ウィラ「＿＿イタカ!!」
ハンター相手にビビりながらも、
ドンドン！！とドアを強めに叩く。
これはもはやノックじゃない。
彼の部屋の両隣は白黒無常、そしてリッパーだから、仮にイタカが居なくてもAのためならその2人もきっと動いてくれる。
サバイバーの誰かより、索敵や戦闘に優れてる彼らの方が断然いいに決まってる。
イタ「＿＿なに？」
部屋の中から落ち着いた返事が聞こえてきて、いても立ってもいられなかった私は勝手にドアをあけた。
イタ「……君一人？」
ウィラ「期待でもした？」
イタ「君一人でハンター棟に来るなんて珍しいって思ってね。怖いんじゃなかったの？」
ウィラ「そんな状況じゃないの！」
私だけだと分かると途端に反応が薄くなる。
A、彼はこんなにも分かりやすいじゃない…
イタ「勝手に部屋に入ってくるなんて失礼だな…」
ウィラ「＿＿Aがハンナと湖景村に。」
そう言うと、ピタッと彼の動きが止まった。
イタ「…なんで」
ウィラ「分からないの」
イタカは時間を確かめると、すぐに早速立ち上がる。
イタ「…先に行く」
ウィラ「な……」
(え、速っ！？)
確かに私のスピードに合わせてたら遅いに決まってる。
ナワーブからは気をつけろだとか危険だとか言われてたけど、今のところ信用できるのはイタカしかいない。
Aが無事ならなんでもいい
私とイタカの早とちりで
無駄足になったとしても悔いは無いから
とにかくなんでもいいから
“なんともないよー”
って笑って、戻ってきて欲しい。
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ミルクコーヒー(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！！！コメ見落としてましたすみません!!イケメンがすぎますよね、、任せてくださいぶち壊しにいきますね！！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (4月4日 23時) (
レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 日々更新を楽しみにお待ちしています！イタカマジでイケメンすぎます…作者様はイタカを熟知してるみたいですごいです！これからも心臓を壊しにきてください(//∇//) (4月1日 1時) (レス) @page49 id: da35fdfa0c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - 柳さん» トゥンク……(ﾟдﾟ〃) ありがとうございますぅぅ私も読者様愛してますぅぅぅｯｯｯ!!(Ｔ_Ｔ) (3月27日 21時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - そこら辺の風さん» コメントありがとうございます!!気温差やばいですよね…！お互い風邪ひかないように気をつけましょう……(！;_;) (3月27日 21時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
柳 - ウワァァァァ………(絶命)イケメンイタカ好きです……作者様愛してます……… (3月26日 22時) (レス) @page42 id: 09a9b39131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2024年3月5日 23時
