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『…な、なに…？』
イタ「居るんでしょ、気になる人」
綺麗な瞳にじっと見つめられ、
その圧倒的美に怯んでしまう。
そりゃ…居るけども…。
本人を目の前にして何も言えない。
…さっきの話が重くならないように
彼なりに気遣って話を変えてくれたのかもしれない。
そう考えると、この上着もそうだし
やっぱりイタカは優しい人だ。
ナワーブめ、彼の何を警戒してるんだか。
『とても優しくて綺麗で、素敵な人です』
イタ「･･へえ？」
＿ゾッ
(…？)
一瞬、寒気がした。
なんの寒気なのかわからず、
なんとも言えない不安感が迫り上がってきて、
イタカの上着をぎゅっと握りしめると
それを見ていたのか、
イタ「…冷えてきたね。戻ろうか」
と立ち上がったイタカ。
え…戻りたくない。
もうちょっと一緒にいたい
ってのが本音なんだけど、
彼もお風呂上がりだし、
さすがにもう戻らないとか…。
イタ「暗いから部屋まで送るよ」
『…え、ｳﾍｪｪｪｪ！？』(小声)
イタ「…え？」
うわ、またやらかした。
これじゃ私ほんとにただのキモイやつ。
うずくまってしまいたいこの状況。
泣く泣くベンチから立ち上がろうとしたとき、
ナワ「おい、
こんな時間にこんな場所で何してんだA」
『…！？』
どうして私がここに居ることに気付いたのか分からないけど、ザッ、ザッ、と足音を立てて、ナワーブが建物の中からこちらに向かってきた。
『な、ナワー…』
ナワ「コイツに何か用か？夜の番人」
イタ「…用はないけど」
用は、ない……ですよね。
優しいからただ私に付き合ってくれてただけだ。
ほんっとイケメンだなちくしょう。()
イタ「昔の名残で夜は眠れなくてね」
『え＿＿』
ナワ「……ほら行くぞA」
『っえ！ちょ、イタカが部屋まで送ってくれるって…』
ナワ「同じ棟の俺が送った方が効率いいだろ！」
そういう問題じゃないぃぃ…!!
ナワーブに半ば強制的に手を引っ張られていく中、
振り返って見てみるとイタカと目が合って
にこっと優しく笑ってくれた。
『あ、無理、心臓無理、胸が苦しい』
ナワ「あーそうかエミリーに診てもらえ。
…つか、見ただろアイツの表情
これから個人で会うのは控えろ」
またそんな事を言う。
彼の今の表情のどこに問題があるってんだ。
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ミルクコーヒー(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！！！コメ見落としてましたすみません!!イケメンがすぎますよね、、任せてくださいぶち壊しにいきますね！！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (4月4日 23時) (
レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 日々更新を楽しみにお待ちしています！イタカマジでイケメンすぎます…作者様はイタカを熟知してるみたいですごいです！これからも心臓を壊しにきてください(//∇//) (4月1日 1時) (レス) @page49 id: da35fdfa0c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - 柳さん» トゥンク……(ﾟдﾟ〃) ありがとうございますぅぅ私も読者様愛してますぅぅぅｯｯｯ!!(Ｔ_Ｔ) (3月27日 21時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - そこら辺の風さん» コメントありがとうございます!!気温差やばいですよね…！お互い風邪ひかないように気をつけましょう……(！;_;) (3月27日 21時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
柳 - ウワァァァァ………(絶命)イケメンイタカ好きです……作者様愛してます……… (3月26日 22時) (レス) @page42 id: 09a9b39131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2024年3月5日 23時
