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『えっと…』
イタ「…」
…じーっと横から見られてる気がする。
ただでさえ恥ずかしいのに、
これだと余計に話せなくなりそう。
『ここに何か用でも…？』
イタ「ハンター棟からたまたま君の姿が見えて
気になって来ちゃったんだけど
お邪魔…だったかな」
『…!!い、いや！！
好きなだけいてほしい…！！で、す』
イタ「！」
今にでもどこかに行ってしまいそうな雰囲気で
慌てて彼の手を掴んで引き止めた。
なんだこれ、私必死すぎて顔が熱い。
助けてウィラ(2回目)
イタ「…よかった。嫌われてるのかと思ってた」
『それはありえません』(即答)
するとイタカはまた座り直して、
ふと、視線をそのまま下に向けた。
『…？』
私もつられてその視線を追っていくと…
(＿あ)
手、掴んだまま。
『ﾋｭｯ』
咄嗟に手を離した私を見て、
イタカはくすりと上品に笑う。
イタ「実はね、今日リビングに寄ったんだけど
君が仲良い香水の子と弁護士の彼が言い争ってて」
『…え。』
イタ「君、あの弁護士に酷い事言われたんだってね？」
思わずイタカを見上げると、
彼の目はボーッと遠くを見つめていて
その瞳には感情が灯っていない様にも見えてしまった。
『あ…でも図星というか
彼は正しいことを言ってたから
それに私気にしてないし
他に気になる事がたくさんあるから』
イタ「気になる事？」
『人とか』
イタ「気になる…人ってこと？」
バクバク。
心臓の鼓動が激しくなって
上手く呼吸できてるか不安になる。
イタカはスッと手を上げて、私の髪に触れた。
イタ「葉っぱが落ちてきた」
『あ。ありが……』
流れで彼の手に目を向けると
あのブレスレットが目に入り、
無意識に口を閉ざしてしまった。
イタ「…このブレスレットが気になるの？」
『…！』
なんでこうも彼にはお見通しなんだろう。
好きなこともバレてそう。
イタ「…これが何だったか
忘れてしまったんだ」
『…え』
さっきとは打って変わって、とても悲しそうな瞳。
イタ「何のために番人をしていたのかももう
何もかも忘れてしまって」
『…、』
私のちっぽけな悩みより、
彼の抱えているものの方がよっぽど大きい気がする。
イタ「…あ、ねぇ。
そんな事より、君が気になってる人って誰？」
『うん……え？』
今、なんて？？？
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ミルクコーヒー(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！！！コメ見落としてましたすみません!!イケメンがすぎますよね、、任せてくださいぶち壊しにいきますね！！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (4月4日 23時) (
レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 日々更新を楽しみにお待ちしています！イタカマジでイケメンすぎます…作者様はイタカを熟知してるみたいですごいです！これからも心臓を壊しにきてください(//∇//) (4月1日 1時) (レス) @page49 id: da35fdfa0c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - 柳さん» トゥンク……(ﾟдﾟ〃) ありがとうございますぅぅ私も読者様愛してますぅぅぅｯｯｯ!!(Ｔ_Ｔ) (3月27日 21時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - そこら辺の風さん» コメントありがとうございます!!気温差やばいですよね…！お互い風邪ひかないように気をつけましょう……(！;_;) (3月27日 21時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
柳 - ウワァァァァ………(絶命)イケメンイタカ好きです……作者様愛してます……… (3月26日 22時) (レス) @page42 id: 09a9b39131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2024年3月5日 23時
