Ｎｏ．１７３ ページ24
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……ということで、休み明けから私は
デイダラ同様、寮生活をすることに決定した。
『私別に、ヒーローになりたくてこの学校に通ってるわけじゃないんだよね』
先生たちが帰って行ったあと、
ソファーに座るデイダラの膝を枕にして呟いた。
ハクは着替えを洗濯しに行って今はいない。
デ「…？
じゃあ何のために通ってんだ？…うん？」
(首傾げてる角度可愛い)
良い眺めだ…と下からデイダラの顔を堪能しながら答える。
『暁の皆を探すために入学したんだけど
もうみんな見つけたし
これからどうしようかな』
デ「辞めんのか？」
『辞めることは無いだろうけど…』
学費だってお母さん遠くで頑張ってくれてるし
無駄にしたくない。
それに何より、自分の脳裏によぎるのは…
『私、今のクラスメイトたちが好きになっちゃった』
デ「…、」
『？』
デ「……確かに、仲良いもんな
お前が攫われたあとギャン泣きしてたぜ…うん」
一瞬、デイダラの浮かべていた笑顔が消えたように見えたけど
気のせいか
『休み明け、みんなに謝っとかないとね
…デイダラは？』
デ「ん？」
『私が攫われた時、デイダラはどんな気持ちだった？』
少し勇気を出して聞いてみた
その答え次第で脈アリかナシかも分かるだろうし
純粋に聞いてみたくなったんだよね
デ「え…い、いや、
オイラは別に……うん…、…」
『えーー』
デ「ッチ…うるせぇな！うん！」
なんか顔逸らしてるけど本当に気になる。
『んじゃサソリと小南に聞いてみよ』
デ「え、な、何を」
『その時のデイダラの様子を』
ニヤッと笑ってみせると
わなわなとして何やら焦りだしたデイダラ。
珍しい、あのデイダラがあんなに焦るとは…
漢入にも告白されてるくらいだし
まだなにかありそうだな…
デ「いや！旦那には聞かなくていい…うん、
オイラは至って普通だった！うん!!」
『お、おう…そんな力入れなくても…』
デ「……まぁ、お前も仲間だからな
一応怒りはしたぜ…うん…」
『一応、ねぇー…』
もっと怒ってくれるのを期待してたんだけど…
まぁいっか
今こうして生きて、親愛なるデイダラ様に膝枕されてるんだから…()
『私なら相手ぶち殺すよ』
デ「だから、お前はちょっと怖ぇーんだって…うん…」
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あゆ(プロフ) - 初コメです！このお話めっちゃ面白いですね！！頑張ってください！続きが気になりすぎます！！ (4月11日 12時) (
レス) @page27 id: 4acdabfe3c (このIDを非表示/違反報告)
夏冬(プロフ) - 最高にいいお話で一気読みしちゃいました…続き楽しみに待ってます！頑張ってください！ (9月6日 1時) (レス) @page27 id: 770d92d812 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ - いつも楽しみお話を待ってます！いつも最高すぎて死にそう… (7月26日 22時) (レス) id: 779aa76224 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - 零さん» ありがとうございますッッッ！！！更新頑張ります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (7月2日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
零 - 神神神神神！すんごいドはまりした！続きが楽しみです！ (7月2日 12時) (レス) @page27 id: 28bd729bc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2023年4月15日 21時
