Ｎｏ．１７２ ページ23
･
『…』
とは呟いたものの、
結局はカカシだって時代の被害者なのだ。
カカシばかりを責めてもな…
しばらくカカシと見つめあっていると
カ「…ま、オレもその気持ちが分からないわけじゃない
んじゃそろそろ帰るとするか」
と言って立ち上がった。
白「え？面談は…」
カ「お前、優秀すぎて何も話すことがないんだよ…」
『やっぱりうちのハクは天才なんだわ』
カ「お前らホント姉弟だな」
白「見送ります！」
玄関へと向かうカカシの後をパタパタと走って追いかけるハク。
相「…どうやらいろいろと事情があるみたいだが
お前の弟を殺したってのと
デイダラの腕を飛ばしたってのは気になるな」
ギロッと私を睨む相澤先生。
『……』
“＿＿戻ってきて……”
“＿＿私の命全部あげるから……！”
久しぶりにカカシを見たせいで
どんどん思い出されていく前世の記憶
デイダラが死んだあとは私、
死に物狂いで生き返らせる方法を探してたな…
結局は私も死んで、
穢土転生でデイダラと再開することになるんだけど
デ「オイラの腕がカカシに飛ばされた？…ふん、
そりゃ全部コイツのおかしな夢だ…うん」
『！』
黙り込む私の代わりにデイダラが答えてくれた
相「ただの夢であれだけの殺意は湧かないだろ？」
デ「こいつちょっとやべぇからな」
オ「それは否めんな」
『否定しろよ先生』
デイダラもしれっと私をヤバいやつ扱いすんな。
自覚はあります。
相「…まぁいい。
今は聞かなかった事にしておいてやる」
(今は…ね)
いつかまた聞いてくるんだろうな
相「今日来た理由だが、話を進めてもいいか？」
『どーぞ』
相「早速だが……＿＿」
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
先生が話し始めてから数分後。
『全寮制…』
白「全寮制…姉さんが…全寮制の…」
『…;;』
戻ってきたハクがヤバい目してる
『私はいいけど、ハクを置いてくのが心配』
白「姉さん…」
ハッと顔を上げたハクと目が合った。
前世で一緒に居られなかった分、
今世ではずっとにいたかった。
白「デイダラさんも寮ですよね？」
デ「あ？あぁ、まぁな…うん」
白「だったらいいですよ」
「「(早っ)」」
ハクのまさかの即答に、思わず笑ってしまう。
相「弟くんから絶大な信頼を得てるんだな…デイダラ」
デ「どうやらそうみてぇだな…うん」
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あゆ(プロフ) - 初コメです！このお話めっちゃ面白いですね！！頑張ってください！続きが気になりすぎます！！ (4月11日 12時) (
レス) @page27 id: 4acdabfe3c (このIDを非表示/違反報告)
夏冬(プロフ) - 最高にいいお話で一気読みしちゃいました…続き楽しみに待ってます！頑張ってください！ (9月6日 1時) (レス) @page27 id: 770d92d812 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ - いつも楽しみお話を待ってます！いつも最高すぎて死にそう… (7月26日 22時) (レス) id: 779aa76224 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - 零さん» ありがとうございますッッッ！！！更新頑張ります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (7月2日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
零 - 神神神神神！すんごいドはまりした！続きが楽しみです！ (7月2日 12時) (レス) @page27 id: 28bd729bc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2023年4月15日 21時
