Ｎｏ．１６６ ページ17
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『……よし、』
ご飯を食べてお風呂にも入って
あとは寝るだけ
そんな私はデイダラのいる部屋へと向かっていた。
『デイダラァー』
デ「？」
ノックもせず部屋に突然突入しても怒らない彼は
本当にいい子だ。
『一緒に寝ようか』
デ「マジで言ってたのかそれ。うん？」
携帯をスッと後ろに隠した彼。
いつもなら気にならないその仕草が
なぜかこの時は気になってしまって。
『そうだ、暁のみんなの連絡先教えて』
デ「……
チッ」
『』
いや、なんかすごい嫌そうにしてる…
あの人数分教えるとなるとだるいか。
『あ、面倒くさかったら大丈夫
私が一人一人に聞いて回ればい＿＿…』
デ「ほら」
(早っ)
デ「そのイタチのアカウントは偽物だから
間違っても登録すんじゃねぇぞ…うん」
『いや、逆に何で偽物のアカウント登録してんの』
つか誰がそんなアカウント作るんだよ。本人か？
真剣に聞き返してしまったけど、
とりあえずイタチ以外の連絡先はゲットできた。
(……あれ)
その時ふと見てしまったトーク
別に見るつもりじゃ無かったんだけど
視界に入ってきたその名前
“漢入”
『……
漢入とトークしてるの？』
デ「！」
ピクッと肩を震わせたデイダラが振り向いて、
私の手に持つ携帯の画面をじっと見つめた。
デ「…お前が攫われる前に担当してた現場の被害者が
漢入だったんだ…うん」
『……へぇー…』
なにか隠してる顔をした彼。
怪しい。
『…仲良いんだね』
デ「まぁな…
アイツ前世の記憶が残ってたからな…うん」
私とどっちが仲良いのかな
私の覚えてる限り、
漢入はデイダラに気があったように感じる。
デイダラってもしかして年上が好きとかってこと
…ないよね？
『その人、今は？』
デ「警察んとこ。
ただ、もう家に帰ってるってさっき連絡先がきた」
『ふーーん』
デイダラに携帯を返した私は
彼が入ろうとしていたベッドに我先にと潜り込む。
デ「って、マジでここで寝んのかよ…うん？」
『前世でも一緒に寝てたじゃん』
デ「そりゃそうだが…うん…
…？お前、何か怒って…
…っ！？」
私は何か言いかけたデイダラの手を引っ張って
布団に引きずり込んだ。
目の前のデイダラは目をまん丸にしてて可愛い。
『私の大切な人誰だと思う？』
その問いかけに、デイダラは動きを止めた。
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あゆ(プロフ) - 初コメです！このお話めっちゃ面白いですね！！頑張ってください！続きが気になりすぎます！！ (4月11日 12時) (
レス) @page27 id: 4acdabfe3c (このIDを非表示/違反報告)
夏冬(プロフ) - 最高にいいお話で一気読みしちゃいました…続き楽しみに待ってます！頑張ってください！ (9月6日 1時) (レス) @page27 id: 770d92d812 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ - いつも楽しみお話を待ってます！いつも最高すぎて死にそう… (7月26日 22時) (レス) id: 779aa76224 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - 零さん» ありがとうございますッッッ！！！更新頑張ります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (7月2日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
零 - 神神神神神！すんごいドはまりした！続きが楽しみです！ (7月2日 12時) (レス) @page27 id: 28bd729bc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2023年4月15日 21時
