【マサイ】コーヒーの香りに包まれて2【Fischer's】

カラオケ2 ページ35

これいつまで喋っちゃいけないのかなあ。
いつまでマサイくんは目隠しされてるんだろ。
なんて車に揺られながら考える。

｢シルクー？まだー？どこ行くのー？？｣

マサイくんもやはり気になるようで始終シルクに話しかけていた。
話しかけられているシルクはすごく適当に｢まだー｣｢ひみつー｣と返事していた。

10分ほど車が走り目的にたどりついた。
車をおりてシルクとマサイくんのやり取りをんだほさんと眺める。へっぴり腰で降りてきたマサイくんに声を出して笑いそうになるが我慢。笑

シルクに手招きされ近くに静かに寄る。

｢わっっ｣

何も無いとこで躓いて声を出してしまった。

｢A…??!｣

マサイくんが私の声に気がついてわたしの方に腕を伸ばす。ちょうどマサイくんが手を伸ばしたところに転んで抱えられる。

けどマサイくん細いし視界が遮られているため一緒に倒れた。
んだほさんはワタワタして、シルクはめちゃくちゃ笑ってる。
気がついたらマサイくんが自分で目隠しを外していて私も心配そうな顔で見ていた。

｢大丈夫、、？なんでいるの、？どゆこと、？ケツ痛いな？？…まずここどこ？？｣

転んでマサイくんを押し倒した恥ずかしさより、疑問だらけのマサイくんに私も面白くなって笑ってしまった。


next…

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