藤井家の日常3

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崇裕さいど。



淳「あれ？崇裕おとんは？」


「それがな、大毅が熱出して倒れてもーて病院行った。」


淳「は？大丈夫なんｹﾎｯｹﾎｯ？」


「もしかしたら淳にぃが熱出して忙しそうやからおとんに言えへんやったのかもしらん。」


淳「まじか。めっちゃしんどい思いさせてしもうたな。」


「淳にぃは気にせんとゆっくり寝てや。」


淳にぃが寝た時におとんから連絡きた。


大毅、熱40度あって、点滴して様子見るからまだ帰ってこれへんって。



ほんまに大丈夫なんか？



流「ただいまー。おそなってごめんなぁ。」


おとんたちが帰ってきたんは夕方になってから。


「おぉ、お帰り。大丈夫？」


大毅はおとんに抱っこされて寝とる。


流「うん。今は点滴してもらったから寝とる。ほんま全然気づかんやった。」


「大毅も大毅なりに迷惑かけんようにしとったんやなぁ。」


流「ごめんやけど、夕ご飯作るから大毅見とってくれへん？」


おとんに大毅のこと頼まれてから1時間ぐらいして目が覚めたみたい。


大「たかにぃ、、」


「大毅ごめんなぁ。しんどいの気づいてやれんで。」


大「たかにぃなーで、あやまるの？ｹﾎｯｹﾎｯ」


「ほんまに優しいなぁ。」


大「ｹﾎｯｹﾎｯはぁー、」


「しんどいなぁ。よしよし。」

熱はまだ下がりそうにないし、咳もひどい。
こりゃしばらくどこにもいけんなぁ。

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