桜マジック。※微甘 ページ28
Aはハーマイオニーを見送ったあと、談話室に行きフレッドとジョージにおはようを言った。
フ「やあ、姫、おはよう。」
ジ「おはよう、姫。
てつやはまだ部屋で寝てるよ」
『ねぼすけさんだな…二人とも今日はフリーなの？』
フ「ああ、俺らはいつだってフリーさ」
ジ「正しくは、フリーになりたいって思ったらフリー」
テーブルにお菓子を広げて二人ともソファーで寛いでいる。
『ああ、なるほどね…(サボるつもりだな)』
フ「さあ、A、ここに座って話をしよう…クッキーもある、紅茶はいかが？？」
『授業までまだ時間あるし、ちょっと頂こうかな…』
ジ「A！こっちのチョコレートも美味しいよ。食べさせてあげる」
『っ！//』
フレッドがAにチョコレートを食べさせると、その指をペロリと舐めた
ジ「ねぇ、Aって良い匂いがするね、香水かな？」
『あ、…これね、桜の香水なの』
ジ「チェリーブロッサムか！日本の代表的な花だよね、いつか見てみたいよ」
ジョージが桜を知ってたのは意外だったが、とても嬉しかった。
フ「どれどれ？俺にもどんな匂いか…」
フレッドはそう言ってAの首もとに鼻を近づけるふりをして、頬にキスをした。
『なっ！///』
フ「くくっ…油断しすぎ」
ジ「A…こっちも隙ありすぎ」
今度は反対側のAの頬に、ジョージがキスをした。
『…っ！///もう、二人とも！からかってるでしょ！！///』
すると、ふたりがAの横に手をついて迫ってきた。
「「本当に、からかってると思う…？？」」
Aはいつもとは違う二人にどうしていいかわからず、顔を赤くして下を向くことしか出来ないでいた。
て「ぁぁあああ！！！！フレッド！！ジョージ！！！」
フ「なーーんだ、てつや、起きてきたの」
ジ「ちぇーーつまんないの」
ちょうど良いタイミングでてつやが起きてきた為、Aは助かった。
て「あああもう！！A、早く行くよ！！！」
てつやはAの鞄と、手を掴みグリフィンドール寮を足早に後にした。
ーーーー危険なお茶会。
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作者名：MAI(._.) | 作成日時：2019年7月7日 21時
