異世界姫と異世界王子 (ページ16)

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蛇寮の騎士(ナイト)。ページ16

て「あと一口だけ！」

『だめ！時間は限られてるの！』

皿を取り上げられたてつやは、泣く泣くチキンとお別れし、Aの後をとぼとぼと着いていく。

『うう、地下はやっぱりちょっと寒いね…』

て「俺のマフラー貸してあげる！お洒落だから校内でもたまに付けてるんだ！」

てつやはAの首にマフラーを巻いてあげる。

『あ、ありがとう…//』

？「おいおい、こんなところで何してるんだグリフィンドール？」

『「あ…」』

やっぱり私達には幸運の女神でもついているのだろうか？フェリックス・フェシリス(幸運の液体)だって飲んだ覚えは無い。

？「君は…A？？それと、てつや」

て「オマケ感…」

ド「僕はドラコ・マルフォイ、良かったら僕らの寮を見ていくかい？？」

『いいの！？ありがとう！！』

ド「もちろん。
(笑顔も可愛いな…って僕は何を…)」

？「あーら、あなたさっきの子じゃない。何の用かしら？ドラコから離れなさいよ」

ド「パーキンソン、この子に手を出したら許さない、いいな？」

パ「ドラコ…なんだってそんな子…」

て(えええええ…あのマルフォイがAを庇った！？もしかして、Aこれ一目惚れされてね！？あきらかに態度おかしくね！？Aが笑ったとき顔赤くしてたしぃいいい！！！)

パンジーが去ったのを見計らって、ドラコはAに微笑んだ。

ド「怖がらせてしまってすまない…A、もしパーキンソンに何かされるような事があったら僕にすぐ言ってくれ…」

『うん、ありがと…』

ド「てつや、僕が近くにいないとき、君がAを守ってくれ」

て「言われなくたってそうするやい！！てゆーか、Aは君のものじゃない！！」

ド「ふふ…知ってるさ、僕らは好敵手だ」

Aは、訳が解らないといった様子で二人を交互に見ていた。

ーーーー突然のナイト。