穴熊寮の人気者。 ページ15
レイブンクローでは、ルーナや、チョウと話すことが出来た。
て「A、ルーナにメロメロだったねー」
『だって可愛いすぎる…天使…』
て「わかるよ、その気持ち」
『そんなことより、てつや！』
ふぁい！！！と気の抜けた返事を返すてつやにAが詰め寄ると、あたふたと慌てふためいている。
『次はハッフルパフ…なんとしてでもセドリックと仲良くならないと、ひとつの運命を変えるためにも…』
て「そうか…そうだよね…」
てつやはその言葉で理解したようだった、救うべき命は全て救う、私達が決めたことだ。
？「あれ？…君たち、新しく来た子だよね？」
『セ…！えっと…』
危うく名前を呼んでしまいそうになったが、なんとか言葉を飲み込んだ。
セ「僕はセドリック・ディゴリー、Aにてつや、よろしくね！」
こんな奇跡あるのかってぐらいすごいタイミングだ。
「『よろしく、セドリック！』」
セ「僕、日本について凄く興味があるんだ！よかったら、大広間でランチでもしながら話さない？？」
『うん！もちろん！』
て「わーい、ちょうどお腹空いてたーー」
セ「それなら良かったよ！」
大広間へ向かう途中、ハッフルパフのゴーストの太った修道士に挨拶をし、ピーブズに邪魔されながらもようやくたどり着いた。ラッキーなことに休日の割りに思ったより人が少ない。この広い空間はクリスマスになったらどれだけ美しく装飾されるのだろうか。
日本についてどれだけ語っただろう、セドリックの興味は尽きることがない。
セ「ごめんね！！僕もう行かないと！チョウと約束してたんだ！本当にありがとう！！また今度ね！」
『あ、うん！またね！』
て「また今度ゆっくり！」
そして彼は颯爽と去って行った…。
『はっ！てつや！もう、こんな時間！いそいでお昼済ましてスリザリンに行かなきゃ！』
て「うおおおお！」
ハッフルパフはセドリックと話せたから、スリザリンだけに行き先を絞り込み、チキンとポテトに食らいついた。
セドリックと仲良くなれたかは置いといて、また今度という約束？を取り付けることが出来ただけでも良しとしよう。
ーーーー爽やか王子。
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作者名：MAI(._.) | 作成日時：2019年7月7日 21時
