夢物語-Delusion Story- (ページ10)

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縁談ページ10

※夢主は藍曦臣と恋人ですが道侶ではありません
※魏無羨と藍忘機は道侶です
※夢主、魏無羨は雲深不知処に住んでます

(藍先生に使いを頼まれて町に行ってたらついつい町の人と話しちゃって遅くなっちゃった)

(でも、今さら急いでも怒られるのは怒られるんだから走らなくていいや。ゆっくり行こうっと)

「藍先生！只今戻りました！」

「あれ？返答がないや
もう～何処いったの～」

「だから曦臣と忘機は------」

「ですが--------」

(お客さんが来てたから居なかったのね

なら、後でにしよう)

「縁談の話はムリだ！！」

！！

「ですからワケを教えて下さい！
ただ"ムリ"としか言われてもこちらも引けません！」

(縁談？まぁ、そんな話がきてても仕方ないか)

「理由は話せん・・・
はぁ分かった。とりあえず二人に話をしておく。
これで今日のところは引いて欲しい」

「分かりました。今日は帰ります。
後日、次は娘を連れてきます」

「A。聞いておったのだろ。入りなさい」

「あはは。バレてましたか」

「あの二人に縁談話など話せるか」

「忘機は阿嬰と道侶になってますから分かりますが、曦臣には話してもいいんじゃないですか？」

「何を言っとる。お前は恋仲だろうが」

「そうですが、相応しい方がいらっしゃるなら私は身を引きますし先程の方今まで結構焦らされてたのでありませんか？多分会わせないと納得してくれそうにありませんよ」

「うむ」

「私が此処に居ない方が会話もしやすいでしょう。私は此処から去りますよ」

「いいのか」

「はい。円満に終わればいいですね」

「すまぬな」

「いえ大丈夫です。
それからこの話は阿嬰と忘機には内密に。特に阿嬰にはご注意を。何をしでかすか分かりませんから」

「うむわかった」

「曦臣には一応私が去ってから話して下さい。曦臣には"藍先生に蓮氏に使いを頼まれた"と話しておきますので」

「本当に良いのか」

「仕方ありませんよ」

「A。荷物をまとめて何処かへ行くのかい」

「藍先生にまた使い頼まれちゃったからさ～
本当に人使い荒いよね～」

「次は何処へ？」

「蓮氏」

「なら、３日くらいはかかるね」

「そうだね」

「いつ経つんだい」

「明朝」

「そうか。気を付けてね」

「藍渙も頑張ってね」

「あぁ」

「よし！行くか！」