冬 ページ5
※夢主生きてます
「いや〜、寒いね〜」
「冬だからな」
「でも、季節の中でだったら冬が1番すきだな〜」
「なんでだよ。A歩くの下手くそで、しょっちゅう転んでるじゃねぇーか」
「そうなんだよ・・
薛洋より長く生きてるのになんでこんな歩くの下手なんだろうか・・・」
「それに、さみぃーし雪積もって歩きにくいし。
冬のどこがいいんだよ」
「ん〜、晴れた日の雪景色が1番の理由かな。
幻想的でついつい少し散歩するつもりが、気づいたら結構経ってたりするんだよね」
「そういえば、A散歩に行くって行ってなかなか帰ってこねぇな」
「そうそう。
それに暑かったら脱ぐのに限界はあるけど、寒いなら好きなだけ着込めばいいしね〜
わっ! 」ドサッ
「おい!」
「・・・えへ」
「はぁ。言わんこっちゃない」
「面目ない」
「・・・ほら」
「え?」
「手、貸してやるよ///」
「どこで習ったの?阿瑤?」
「うるせぇ!貸さねぇぞ!」
「ああ!ダメダメ!貸してちょーだい!」
「んふふ。どんどん頼もしくなってきてるね薛洋」
「当たり前だ。いつまでも子ども扱いするんじゃねぇ」
「これからますますイケメンになるんだろうな〜
縁談も出てくるかもね」
「そんなのしねぇ」
「宝の持ち腐れだね」
「・・・Aなら別にいいけど」ボソ
「ん?なんか言った?
わっ!! 」ドサッ
「おいまたかよ。能天気に景色ばっかり見てねぇで歩くのに集中しろ!」
「はい」
「ったく。ほら」
「ありがと。
・・・薛洋」
「あ?」
「手、繋いで」
「・・・・は?」
「そうしたら道連れにできる」
「道連れにすんな」
「転ばないように補助頼む」
「しょうがねぇな」
「随分仲が良いわね」
「あ!蓮情!」
「Aが何回も転ぶからこうなった」
「Aが転ぶ所は良く見かけるけど、足を捻ったりしないから受け身は完璧なのよね」
「そうなんだよね〜」
「阿瑤が待ってる。行くぞ」
「は〜い」
「あの二人は。どっちが年上なんだか」
オマケ
「なぜです?」
「?なにが?」
「何故手を繋いでいるのですか?」
「Aが雪に滑って転ぶから」
「私歩くの下手らしい」
「ここ室内ですが」
「「・・・あ」」
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ここね - 続きみたいです! (4月28日 17時) (レス) id: 7a25cd7170 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:落花生 | 作成日時:2023年1月24日 22時