夢物語-Delusion Story-

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「全く。何度も言いますが来るときはきちんと手紙を寄越しなさい」


「だって急だったもん〜」


「3日間は目をつむりましたが今日は手伝いをしてくださいね
まずはそこの書類を片付けてください」


「ちょっと！来客なんだから書類整理させないでよ」


「あなたを客と思ったことはありませんよ。
いいから早くしてください」


「薛洋ー！薛洋来てー！助けてー」


「薛洋が来ても助からないので、早急に取り組んでください」


「来たことを後悔してる」








数日後

「阿瑤。藍宗主が来たー」


「藍の兄君が？これまた急ですね」


「曦臣が？もう話はついたのかな」







「阿瑤。久しいね。何も知らせもなくすまない」


「これはこれは藍の兄君。今日はまたどうされたのですか？」


「此処にAは来ているかい？」


「Aですか？居ますが」


「そうか。良かった。
今日はAを迎えにきただけだ。すぐ、藍家に帰るよ」


「Aの迎え・・・
はっ！A！あなた何をやらかしたのですか」


「えっ！何もやってないよ！」


「Aの事だまた要らないことやったんだろ」


「薛洋まで」


「ただの"すれ違い"だよ。
A。帰るよ」


「話はもうついたの？」


「あぁ」


「まだ此処に居ても良いけど」


「駄目。帰るよ」


「はーい。また来るね。阿瑤。薛洋」


「阿瑤、今度は二人でくるよ」


「？はい。分かりました。お気をつけてお帰りください」












「結局Aは何しに来たんだ」


「さぁ」

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