凸凹カップル

46(紫) ページ46

…









実「 あの…A… 」








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今までも何度かあった








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…呼び出されたのは初めてだったけど­­









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「 言わないよ、誰にも 」








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さすが私の親友だ








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私の言いたいことはすぐに分かる








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「 前からちょっとしたことあったでしょ。日高絡みの 」



実「 …小さいことだったけど 」­­­­








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やっぱり気づかれてた？








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「 親友ナメんなよ？ 」







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と、ドヤ顔で一言そう言った








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実「 ふふっ…うん、ごめん 」








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Aのおかげで自然に笑うことができた









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「 でも実彩子 」



実「 ん？ 」








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未だに繋いでいる手にぎゅっと力を入れてAは言った








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「 日高になら迷惑、かけてもいいんじゃない？ 」



「 カレカノってただキスしたりするわけじゃないでしょ？ 」



実「 …っ 」









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そのAの言葉に涙腺が緩む








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相談したかった





だけど、重い­­­­­­­­­­と思われたくなかった








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「 日高さ実彩子のこと大好きだから 」



「 ちゃんと言わないと日高も不安がるんじゃない？ね？ 」



実「 うっ…うんっ 」








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ついに涙が零れてしまって繋いでいない手で拭う








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「 頑張った頑張った 」








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身長は私より低いのに心は誰よりも大人で









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Aは優しく背中を撫でてくれる









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「 はい次サボりけってーい 」









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親友の優しさに改めて救われた








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