MY SpleNdid liFe_6

良かった ページ49

ｰShori sideｰ



色々な事情でAを現場までマネージャーさんが送ってあげられなくてAが自分で来ないといけない



普通の人なら別に心配じゃないんだけどAは極度の方向音痴で地図もしっかり読めないんだよね



「分かんなくなったら人に聞くから大丈夫〜」って言ってたけど



もう楽屋にはA以外は来てて



健人「A遅くない！？俺行こうかな」

マリ「でも電話繋がらないよ？」



そうなんです。Aと電話が繋がりません。



風磨「ったく、なにやってんだよあいつ」

マリ「どうしよう...事故とかないよね...」

健人「A...Aーー！」

勝利「健人くん落ち着いて」

風磨「Aならきっと大丈夫だろ」

健人「なんで分かんだよ！」



健人くん心配なんだよね...



風磨「なんとなく。でもAなら大丈夫な気がする」

マリ「そうだよね...大丈夫だよね...」





あれから5分くらい経ったかな



みんなずっとソワソワしてる



俺もだけど



健人「それにしても遅くない！？」

マリ「マネージャーさんAから連絡は？」

マネ「来ないんだよ...家行ってくる」

健人「俺も行く！」

マリ「僕も！」

マネ「4人はここで待ってて。すれ違いとかになったら困るから」

マリ「でも...」

勝利「待ってよ。A来て誰もいなかったら不安になるから」

風磨「だな。A寂しがり屋だし泣いたらめんどくせーからなー笑」

健人「だな笑」

マネ「じゃあ、待ってて」

マリ「お願いします」

健人「Aを



ｶﾞﾁｬ



A「おはよーございまーす」

健人「Aっっ」

マリ「Aーーー」

A「なんで2人とも泣いてるの笑 苦しいよ笑」

マネ「良かった...Aが1人で来れた...」

A「あーお父さんがお仕事休みでここまで連れてきてくれたの〜」

勝利「そうだったんだ」

風磨「じゃあなんで遅かったんだよ！携帯は！？」



風磨くんもやっぱり心配だったんだ



A「あー、久しぶりにお父さんと2人だったから時間あるし寄り道してタピオカ並んだの！意外と列が長くてねー笑」

マリ「じゃあ...携帯は...？」

A「充電切れちゃってて...お父さんので電話しようと思ったんだけどみんなの番号分かんなくて笑」

健人「心配させんなよ！」

A「ごめんね...」

風磨「誰か1人の番号くらい覚えろ！」

A「はい...」

マリ「無事で良かった...」

勝利「本当良かった」

A「ごめんね...」

という事で...→←TPOを考えて笑

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