分岐点 ページ4
今日はポケモンの実況を撮る日。
しかし、友はパソコンをじっーと見ながら困っていた。
「どうすんの、コノちゃん。再生数全然伸びないけど。」
「今は再生数なんて、伸びなくてもいいんだよ！」
「なんで？」
「だって、楽しかったし、実況者になるって夢が叶ったんだし！
もちろん、やるからには有名にはなりたいけど、今はまだまだ下積みってとこ！」
好実はいつでもポジティブで笑顔だ。
「そうだね。あと、これからは私が編集やるから」
「えー！それじゃあリーダーは？」
2人の会話を聞きながら、成海はまた毒を吐いた。
「誰がコノをリーダーに決めた？コノみたいなポンコツをさぁ。」
「ポンコツ！？あ、トンコツラーメン食べたい・・・」
「早く始めなよ」
「録画開始するよー」
佳奈と友は突っ込まず録画ボタンを押した。
「初めましての方ははじめまして、続けて見てくださっている皆さんは、こんにちは、ありがとうございます！K○です！リーダー、コノです！」
前より少し慣れた様子。
「 ユーです」
「カナです」
「ナスです」
「あれ？今噛んだ？ナスさ〜ん？」
「調子に乗んなカス。」
「はい。」
グダグダでは有ったがしっかり、それでいてゆるい個性的な雰囲気だった。
そして友は編集初心者だったが、高い編集ソフトを買い、一週間でそれを使いこなしていて編集だけはかなり凝った動画だった。
【実況】ポケットモンスターXLサイズ【Part1】
好きなポケモンは、ソーナンスとメタモンです。
基本操作 カナ
戦闘操作 コノ
見て喋ってる人 ユー ナル
そして、その動画が運命を変えることになる。
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作者名：m_m_m | 作成日時：2015年9月29日 22時
