no.19 ページ21
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朝。いつもより少しだけ早起きして、支度をする。
なんたって、今日は"私"の雄英初登校日だ。
小さい頃、本当に少しの間憧れてたヒーロー、その育成の名門校。
そこにこんな形で通うことになるなんて。
初めて着る、少しくたびれた制服。不安は大きいけれど、確かに楽しみではあった。
下に降りてパンを齧っていると、ピンポーン、と家のチャイムが鳴った。
母「あら、勝己くんじゃない？」
「！」
玄関に向かい、そのドアの前で深呼吸をする。
「ふぅー、…よし、普通に普通に…」
鍵を開けてドアを開こうと伸ばしたその手は空を切る。
「あれっ」
爆「おっせぇわ！俺が来たら3秒で開けろやクソが！」
どうやら爆豪くんが勝手に開けたようだった。
てか3秒て。理不尽。
「ご、ごめん、まだ朝御飯食べてるから家上がって待ってて？」
そう言うと爆豪くんは早よしろみたいな顔をしながら家に上がってきた。
でも言わせて欲しい。只今7時10分である。
「爆豪くん、意外と20分前行動みたいなのするんだね」
爆「はァ？…………っ！ちっ、うっせぇ！いいから早よしろ」
「う、うん」
爆豪くん、待ち合わせとかすると時間丁度とかむしろ遅れてきて文句言ったら、てめぇが勝手に早く来たんだろ、とか言いそうなのに。
ずっと爆豪くんの目線がイタイため、パパッと食べて急いで歯を磨いた。
鏡の前で最終チェックをする。
「うん、…よし」
鏡でチェックする前に爆豪くんには格好見られちゃったけど、特におかしなところはない。良かった。
「お待たせしました〜…」
爆「…………ん、お前の素のままでいろ。下手に振る舞おうとすんなよ、どうせ演技とかできねぇしお前」
「お、おす…」
実際に人を騙すのは得意ではない。秒でバレる。
爆「………ま、なんかあったら助けてやるよ」
ふっ、と笑って、そう言った。
急に心臓が煩くなって、焦りに焦って先程抱いた疑問を再度質問してしまう。
「！……あ、ありがと………え、あー、と、ところで！何で今日こんなに早く来たのかな！？」
爆「…Aに早く会いたかった」
「え、…」
爆「は、なんてな」
こんなの、心臓がもたない。
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真野(プロフ) - ララさん» 何度もすみません…;;修正しました！ありがとうございます！ (2019年9月21日 18時) (
レス) id: bfece86865 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - あと、5話と6話も内容が一緒かと...更新頑張って下さいね！楽しみにしてます！ (2019年9月20日 21時) (レス) id: 46c826d504 (このIDを非表示/違反報告)
真野(プロフ) - ララさん» 初めまして！ご指摘ありがとうございました！修正しましたのでよろしくお願いします！ (2019年9月20日 20時) (レス) id: bfece86865 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 初めまして！コメント失礼します！楽しく読ませて頂いています！3話と4話の内容が同じだと思われるのですが...バグなどでしたらすみません！ (2019年9月20日 12時) (レス) id: 46c826d504 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真夏 | 作成日時：2019年9月19日 21時
