高校生の話 ページ9
貴「そういえば文化祭の時のみんなの用事、なんだったの？」
楽しかった文化祭から1週間。
今日はンダホ家で集合。
私には、気になっていた事があった。
貴「私みんなとも回りたかったのに」
モ「色々あったんだよ」
ン「そうそう。大変だったんだから」
貴「だってみんなでって言ってたのにさ」
ぺ「マサイと2人が嫌だったとか？」
貴「いや全然楽しかったからいいんだけど」
シ「よかったなマサイ」
マ「...まぁ」
その後、綺麗に話を逸らされてうやむやに。
...もしかしてマサイもグル？
...いや、そこ疑っちゃだめでしょ。
ま、いいか。
次の日。
午後の授業に身が入らない私。
なんでって？
マサイに呼び出されたから。
昼休み、私たちFischer'sは、いつも通り屋上でご飯を食べていた。
一言も喋っていなかったマサイが、私に言った。
マ「放課後、話があるから中庭に来てほしい」
貴「え...私だけ？」
マ「...うん、Aだけ」
なんだなんだぁ、と冷やかすシルクたち。
でもみんなの顔には、どこか熱い部分があった。
マサイも、何かを決めたような表情で。
全く予想がつかない。
私マサイのこと怒らせたかな。
そして放課後。
私は中庭へ向かった。
呼び出しってなんか...
怖いなぁ。
マ「A」
貴「マサイ...」
少し息が荒い。
もしかして走ってきた...？
貴「話...あるんだよね？」
マ「あぁ...えっと...」
私から目を逸らして、手のひらを力一杯握っているマサイ。
貴「...マサイ？」
マ「あのさ、俺...」
マ「Aが好きだ。...俺と、付き合ってください」
マサイは私の目をしっかり見て、言った。
マ「A...！」
貴「っ、あれ...？」
頬に冷たさを感じた。
私、泣いてる？
貴「...ごめんっ、なんでだろ、」
マ「大丈夫...ごめん急に」
私、マサイに好きって言ってもらえて、嬉しいんだ。
嬉し泣きなんだ。
貴「マサイ...私でよければ、お願いします」
マ「...！」
マサイは私を抱き締めた。
制服の袖で私の涙を拭いてくれる。
シ「...おめでと〜う！」
「「「「「「おめでと〜！」」」」」」
マ「シルク！？お前らも！？」
モ「いや〜2人が結ばれるのを楽しみにしてたからね〜」
マ「お前ら見てた...！？」
駆け寄ってくるFischer'sのみんな。
マサイにも、知らされてなかったみたい。
今日、私Aとマサイは、カレカノになりました。
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眠井 ぐう(プロフ) - りんごさん» はい！プレッシャーではないですが、期待しています！ (2018年3月10日 1時) (
レス) id: 8fac0b9f0e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 眠井 ぐうさん» 今のところ予定はないですが、いつか掛け持ちもしてみたいなと思っているので、その時はぜひよろしくお願いしますね！ (2018年3月10日 0時) (レス) id: 552720d667 (このIDを非表示/違反報告)
眠井 ぐう(プロフ) - りんごさん» レスありがとうございます！！ はい！別の作品がもし出来たら、そちらの方も読まさせてもらいます！！ (2018年3月9日 7時) (レス) id: 8fac0b9f0e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - こころさん» ありがとうございます！これからももっともっと頑張りますね！ (2018年3月9日 0時) (レス) id: 552720d667 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ユウカさん» ありがとうございます！これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2018年3月9日 0時) (レス) id: 552720d667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年2月17日 18時
