新人さん ページ23
しばらく経ったある日。
初めての方とコラボ動画を撮ることになり、シルク、マサイ、私は先に事務所に来ていた。
後からダホちゃん、もっきゅん、ぺけたんが来るよ。
嫌なことに、事務所にはまた、夢凪ちゃんがいた。
夢「おはようございます！」
シ「あぁ、おはよう」
マ「おはよう」
貴「...」
今日のコラボ、相手はシルクしか知らないんだけど...
貴「シルク、夢凪ちゃんじゃないよね...？」
シ「違ぇよ。絶対しねぇから」
貴「よかった...」
シルクとこっそり話す。
マサイはやっぱり、夢凪ちゃんと話していた。
事務所には、何日にどのクリエイターさんが来るのかが書いてあるカレンダーがある。
だから誰がいつ事務所に来るのか分かるんだ。
つまり夢凪ちゃんにも、マサイがいつ何時に事務所に来るのかバレバレなわけで。
シ「...目の前で見るときつい？」
貴「...少しね」
シ「だよな...」
最近シルクとは、この話しかしてない気がする。
それだけシルクは気にしてくれてるんだ。
でもシルクにも我慢してもらってるんだ。
絶対マサイに怒らないでって言ってるから。
マサイにブチ切れる時があるなら、それは私だけで十分！
夢「シルクさんとAさん、付き合ってるみたいですね〜！」
シ貴「「え？」」
ずっとこそこそと話していたからだろうか。
夢凪ちゃんは悪戯な笑顔で言った。
シ「マサイの前でそういう茶化しいらねぇから笑」
マ「A俺の彼女だからね笑」
2人とも、表面上では笑ってみせている。
嘘の笑いだって事、昔からの付き合いである私には分かる。
...マサイもちゃんと怒ってくれた。
夢「ごめんなさぁい...」
そう言ってマサイから目線を外す夢凪ちゃん。
目が合った気がした。
笑われた気がした。
悪くて黒い、嫌な微笑み方。
夢「...あっところでマサイさんって」
また話し出す夢凪ちゃん。
明らかに私に対する敵意。
そんなに私とマサイを離れさせたいの？
貴「...ごめんちょっと」
シ「A、」
その場にいたくないって思うと、勝手に身体が動いていた。
非常階段の端に座り、顔を俯ける。
貴「ごめんシルク...やっぱり無理だよ...」
シ「そうだよな...」
シルクは私の前にしゃがむと、何も言わずに、私が落ち着くのをずっと待っていてくれた。
マサイはなんであの子に嫌って言ってくれないの？
なんで私のところにに来てくれないの？
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眠井 ぐう(プロフ) - りんごさん» はい！プレッシャーではないですが、期待しています！ (2018年3月10日 1時) (
レス) id: 8fac0b9f0e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 眠井 ぐうさん» 今のところ予定はないですが、いつか掛け持ちもしてみたいなと思っているので、その時はぜひよろしくお願いしますね！ (2018年3月10日 0時) (レス) id: 552720d667 (このIDを非表示/違反報告)
眠井 ぐう(プロフ) - りんごさん» レスありがとうございます！！ はい！別の作品がもし出来たら、そちらの方も読まさせてもらいます！！ (2018年3月9日 7時) (レス) id: 8fac0b9f0e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - こころさん» ありがとうございます！これからももっともっと頑張りますね！ (2018年3月9日 0時) (レス) id: 552720d667 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ユウカさん» ありがとうございます！これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2018年3月9日 0時) (レス) id: 552720d667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年2月17日 18時
