麦わら一味の美少女天使７ (ページ4)

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少しするとAの背中を叩くのをやめてAの髪を触るゾロ

『、、、もっとぽんぽんってして』

ゾロ「これか？」
先程と同じように背中を叩くゾロ

『うん、それ、、』
Aは気持ちよさそうに目を細める

『それ、お母様がよくしてくれてたの』
Aは先程よりうーちゃんを少し強く抱きしめて言う

ゾロ「、、そうか」
辛い事を思い出させてしまったかもしれない、と心配するゾロ

『これ好きだったの、またしてもらえるなんて幸せ』
Aが嬉しそうに言うのでゾロも自然と笑みがこぼれる

ゾロ「寝れそうか？」

『うん、、、』
Aが目をこすりながら言う

『ゾロ、、』
Aは片手でゾロの服の胸元辺りを掴む

ゾロ「どうした」

『どこにも行かないでね、』

ゾロ「行かねぇよ」

『、、、』
きゅ、と服を掴む力を少し強めるA

ゾロ「、、頭、上げろ」

『、、？』
Aは言う通り頭を上げる

ゾロは枕とAの頭の間に自分の腕を通す
そしてもう片方の手でAの頭を自分の腕に乗せる

ゾロ「ほら、これでお前が起きねぇ限りどこにも行けねぇよ」

『ホントだ、、！』
Aは嬉しそうな顔をする

『へへ、』
笑いながらゾロに寄り、ぴたっとくっつくA

ゾロ「、、、近ぇよ」

『これがいい』

ゾロ「うさぎ潰れんぞ」

『うーちゃんだよ』

ゾロ「、、そうだったな」

『うーちゃん強いから潰れないよ』

ゾロ「そうか」
そう言って空いている方の手でAをぎゅ、っと抱きしめるゾロ
そのまま、また背中をぽんぽんと叩く

Aの目がだんだん閉じていく

『、、、』
そして完全にAが眠りにつく

ゾロはAの頬にキスをする

Aが次は楽しい夢が見られますように、
柄じゃない事を思いながらゾロも眠りにつく