麦わら一味の美少女天使７

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すぐにガチャ、とゾロが入ってくる
チョッパーはいないので、きっと気を遣ってくれたのだろう

ゾロ「、、どうした」
ベッドの端に座って言うゾロ

Aは体を起こし、ゾロの膝に座って黙ってゾロに抱きつく

ゾロ「なんだ、今日は甘えただな」
Aの背中に手を回すゾロ

ゾロ「寝たフリしてたのか、ずっと」

『、、、心配かけたくなかったの』

ゾロ「ちゃんと言わねぇ方が心配するだろ」

『、、ごめんなさい』

ゾロ「夜は、もうトレーニングしねぇよ」

『！やめて、私寝れるよ、1人で』

ゾロ「寝れてねぇから倒れたんだろ」

『でも、トレーニング大事でしょ、』

ゾロ「お前の方が大事だ」
そう言って先程より抱きしめる力を強めるゾロ

ゾロ「しばらくの間辞めて、Aが寝れるようになったらちょっとずつ始める、それでいいだろ」

『でも、、』

ゾロ「でもじゃねぇよ、お前自分の体の心配しろ」

『ごめんね、私のせいで』

ゾロ「謝んな」
Aが悲しい顔をしているので頬を引っ張るゾロ

ゾロ「とにかく今も寝とけ、こうしててやるから」
背中をぽんぽん、と叩きながら言う

『、、、ん』
最近寝れていなかったので、すぐに眠たくなるA

ゾロの体温と、背中にリズムよく刻まれる手で、あっという間に眠りにつく

ゾロ「、、」
倒れるまで気づけなかった自分に苛立ちを感じるゾロ

Aの頬にキスをして、壁によりかかり自分もAを抱きしめたまま眠りにつく

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