９話だよ ページ10
僕は生まれつき髪が白く瞳が赤かった。
普通ではない容姿に親からも周りからも気味悪がられた。
学校ではいじめがあり、家では暴力…
外にも遊びに行けない、気味悪がられるから
たから毎日が地獄のようだった
けどある日橋の下に捨てられた子猫を見つけた。
人懐っこいのかすぐに懐かれた。
とても可愛いけど家ではきっと飼えないから毎日そこに通った
唯一心が休まる場所だった
どんなに辛くてもやっていけるって思った
けどそんな毎日が続くわけないんだ……
学校が終わってすぐに橋の下に向かった
そしたらそこに僕をいじめる人たちがいた
どうしてこんなところに………
「こいつがあの神崎に懐いてる猫か。あいつと似て気味が悪いな！」
「この猫痛めつけようぜ！」
「おっ！いいなそれ！」
はっ？
何言ってるんだ？
その猫は関係ないだろう？
どうして僕の居場所を奪おうとするんだ？
「痛って！こいつかみやがった！」
そう言うと
猫を叩きつけた
「ぎゃう！」
「へっ！いいざま！こいつかみやがったんだもっと痛めつけろうぜ！」
「やめろよ！その猫は関係ないだろう！」
「あ“？関係ないだ？はははっ！笑わせるなよ！お前に懐いてる時点で関係あんだよ！」
「だからといって痛めつける必要なんかないだろ！」
「お前がいなければこの猫も痛めつけられずに済んだのによ！」
「お前なんかがいるから周りが不幸になるんだよ！この疫病神！」
「………この猫には手を出すな。かわりに僕が受ける。だから……！！」
「あぁ、お望み通りに殴ってやるよ！」
好きでこんな姿で生まれたわけじゃない！
僕だって普通の容姿で生まれたかったけど、こればっかりは仕方がない
どれくらい経ったのだろうか
いじめっ子達は僕を殴ることに飽きたのか帰っていった
僕はゆっくりと体を起こした
「痛っ！」
体中が痛い……でも猫は守れた
「ゴメンなこんなことに巻き込んでしまって」
「みゃ〜ん」
平気と言っているようだ。
「これからはここには来ないようにするよ。
もうあんなことにはならないからな。」
「みゃ〜……」
すごく悲しそうな鳴き声だった
「これでサヨナラだ、ゴメンな。」
こんなことがあって、僕は動物にも近寄らなくなった
今もあの猫は元気にしているかな？
元気にしてたらいいな…
「だからこんのすけを守りたいんだ」
「そんなことが……主様は主様です！主様がいてくれたからわたくしは救われたのです！それにわたくしも主様を守りますよ！」
「…ありがとう。お互いに頑張ろう。こんな話はやめて、はやく寝ようか。」
「はい！」
こんのすけと二人で仲良く寝ました
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動物になりたい(プロフ) - ありがとうございます！m(_ _)m (10月22日 10時) (
レス) id: 80917aefbd (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - 頑張ってください！応援してます！ (10月22日 9時) (レス) @page24 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
動物になりたい(プロフ) - 更新が遅くて申し訳ないです！これからも引き続き頑張って書きます！コメントありがとうございます！！書く励みにします！！ (10月22日 9時) (レス) @page23 id: 80917aefbd (このIDを非表示/違反報告)
鳥月風花(プロフ) - この作品大好きです！応援してます！.。o○ (2020年3月27日 8時) (レス) id: 29ed657b53 (このIDを非表示/違反報告)
真鈴(プロフ) - 初めまして！このストーリーを読ませてもらっています！次の更新待っています！頑張ってください、応援してます！ (2020年3月23日 15時) (レス) id: 9f5e33e110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：動物になりたい | 作成日時：2020年3月20日 2時
