続き ページ40
チラッと周りを見てみると、リビングの真ん中にある机の上には、沢山の料理が。
しかも、その料理は僕の大好物しかない。あれ、今日なんかあったっけ？
「＿＿＿＿えーと･･･、これは？」
僕が聞くと、にぃに達は気まづそうな雰囲気で頬を掻いた。そのあと、駿貴にぃが口を開く。
「本当は、サプライズでやるつもりだったんだけど･･･、来てしまったものはしょうがない！
ここに座って！」
「･･･？」
言われるがままに、指定された場所に座る。サプライズとは、なんなのだ？僕は別に誕生日でもなんでもないんだけど･･･。
「じゃあ、これから『祥彰、休憩の会』を始めたいと思いまーす！」
「『祥彰、休憩の会』･･･？」
「そ、今日は祥彰、勉強しちゃダメ！手伝いしちゃダメ！」
「＿＿＿＿え、なn」
「それじゃあ、乾杯＿＿＿＿！」
僕の言葉を遮り、「かんぱーい！」と目の前にあるご飯を食べるにぃに達。
僕はというと、混乱してて何から理解したら良いのか分からなくて動けません。休憩の会･･･？なにそれ、聞いたこともない。
「祥彰、食べないの？無くなっちゃうよ？」
「＿＿＿＿え、あ、食べる！」
拳にぃの声にハッとする。取り敢えず、用意されたもの全種類を、ある程度お皿に取り分けておいた。
一口、パクりと頂く。うん、いつも通り拳にぃの作った料理は美味しいや。
「どう？美味しい？」
「うん、とっても！」
「そっか、ならよかった」
そう言ってはにかむ拳にぃ。こういうところが、お母さんぽいから、「お母さん」って言われるんだよ？自覚してないの？
＿＿＿＿ある程度ご飯を食べ切ると、ずっと思っていたことを口に出してみる。
「『祥彰、休憩の会』ってなんなの？
なんでそんなものやってるの？」
「＿＿＿＿もしかして、祥彰気づいてないの？」
「･･･？」
信じられない、というように首を振るにぃに達。気づいてないって何が･･･？
僕がさらに訳の分からない、という顔をするとにぃに達は、突然さっきの雰囲気とは裏腹に真剣な表情になる。
「＿＿＿＿最近、祥彰頑張りすぎ」
「･･･！」
頑張りすぎ？僕が？
でも、たしかにちょっと仕事やりすぎかな、とは思ったけど･･･。
「俺らとか手伝ってても、そうとうやりすぎだと思うよ」
「そうそう、結構疲れる仕事とかやってるからさ、祥彰は」
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くらうでぃー(プロフ) - ひなたさん» 返信、遅くなってしまい申し訳ありません。私側で確認出来る限り、誤字の部分を全て修正致しました。他にも訂正すべき箇所があれば、お手数ですが返信頂けると幸いです。ご指摘、有難う御座いました。 (3月24日 13時) (
レス) id: 1007d12799 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 川上さんは拓郎ではなく、拓朗だと思います。 (3月18日 9時) (レス) @page35 id: c66818dc58 (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - 夜月さん» コメント、有難う御座います！これからも沢山のymmtさん受けを書いていくつもりなので、更新頑張ります！ (2021年7月14日 7時) (レス) id: e07eaafdfa (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 初コメ失礼します！ymmtさん受けあんまりないんで凄い心の栄養？にさせてもらってます！本当にありがとうございます。更新頑張ってください！ (2021年7月13日 21時) (レス) id: 620ac4f00e (このIDを非表示/違反報告)
くらうでぃー(プロフ) - れいにぃ〜。さん» そう言って頂き、有難うございます！兄弟ならではの距離感にこだわったので、そこが伝わっていてくれたら嬉しいです！ (2021年7月7日 21時) (レス) id: e07eaafdfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらうでぃー | 作成日時：2021年5月22日 17時
