ぎにィあッッッ ! ? ! ? ページ8
『お久し振りですね…シリキウトゥンドゥ様、』
そう言い、膝まずく自分。
「…貴様、マスターのルシファーとやらに捨てられたらしいじゃないか。」
『…情報が回るの、早過ぎじゃないですか…?ほんと…。』
また1つ、溜息を付く。
「ホーンテッドマンションの霊が、態々此処に来てルーファがマスターのルシファー様に捨てられた!!!と、言い回っていたからな、」
『…何となく、誰かは検討付きますけど……まぁ、良いです。』
「そうか…所で、こんな所に何の用だ…?」
『…どうやら自分、今日から此処に住むことになりましてね、一応その報告と許可を貰いに、』
「俺様がどうこう言ったとしても、彼奴等は止めるだろうよ、だから勝手にしろ。」
そう言い、ルームキーを投げ渡すシリキウトゥンドゥ様。
…追い出す気など、更々無いじゃないか、と言う言葉を既の所で飲み込み、1つ礼をして自分は部屋の方へと踵を返した。
「…少々気になるな……おい、ゴース。」
「は〜い、どうなさいました?シリキウトゥンドゥサマ♪」
「ホーンテッドマンションに行き、ルーファが何故捨てられたか、探れ。」
「了解デ〜ス♪其れじゃ、行ってきマ〜ス♡」
「…はぁ、」
ルーファがいなくなった後に、こんな会話をされているなど、本人は露知らずに部屋へと向かっていった。
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作者名:たにしちゃ | 作成日時:2022年9月29日 17時